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28話 ページ28
『ねえジミンって動けるの?』
JM「いーや動けないでしょ」
『根っこから抜いたら持ち運べるようになる?』
JM「ちょちょちょやめてよ!!千切れたら痛いんだよ!?」
ひとりぼっちの私にも話し相手ができた
ジミンが動けないから、代わりに私がそばにいる
ジミンに水をあげたり、本を読んであげたり、
時にはブラックホールから落ちてきた宝物をジミンに見せたり
おかげでちっとも退屈しなくなったかも
でもやっぱり、大好きな彼には勝てないや
『ねー、テヒョンはいつになったら来てくれるかな?』
JM「もうすぐだよ」
私を悲しませないようにか、彼はそれしか口にしない
このまま永遠に来てくれないかもしれないのに
私に期待させるなんてね
『おやすみジミン』
JM「おやすみ、小さなお姫様」
私は今日も、静かな星で眠りにつく
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作者名:ゆある | 作成日時:2021年9月25日 18時