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26話 ページ26
「もう〜〜〜〜〜〜やーめーてって…
ばあああああああああああああああ!!!」
『えぇぇぇ!?!』
バ、バラがしゃべってる〜〜〜〜!?
(僕たち入れ替わってる〜〜!?)
「踏まないでって言ってるじゃん!ずっと僕の葉っぱ踏んじゃってさ、全然気づいてないんだもんやんなっちゃうなあもう植えたのは君なんだから責任とってよ!こんなに綺麗に育ったのに目もくれないなんて酷いじゃないか!!(ぷんぷん」
ずっと前に私がこの星に植えた1輪の真っ赤なバラ。
あぁそうだった
全然育たなかったから諦めたんだっけ?
『だれ、なの?』
「見たらわからない?バラに決まってるじゃん?
まあ強いていうなら、ジミンって呼ばれてたかな〜」
『人間みたいな名前ね?』
JM「こう見えて人間だったんだよ、実はね」
『なんでバラになったの?』
JM「バラになりたかったから」
そんな簡単になれるんか
JM「っていうのは嘘で、
君の王子様に頼まれたんだよ?Aちゃんを守ってほしいって」
『テヒョンがそう言ったの?』
JM「ずっと小さかった頃。だからもう僕のことなんて忘れちゃってるだろうなあ」
見た目は完全にバラなのに人間みたいにお話しするジミン
テヒョンとどんな関係があったんだろう
JM「ねえ、恋しい?」
『貴方が思うよりもずっとね』
JM「大丈夫、僕が騎士になって守るからね」
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作者名:ゆある | 作成日時:2021年9月25日 18時