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11話 ページ11
なんとか材料が集まってきた…!!
星の屑や、金属の破片、トタン屋根?(テヒョンがトタンって言ってた)の素材をかき集めた
TH「さあこれをどうしようかな?」
『ん〜…』
私たちは飛行機の前で考える
テヒョンが分厚い本を飛行機の中から取り出して
パラパラとめくる
『飛行機ってなんでも入るんだね』
TH「僕の飛行機だもん」
私は特になにもすることがなくて
拾ってきたものを手に取って眺める
『これなに?』←瓶のコーラ見つけた
TH「燃料だよ」
『これも飛行機のねんりょうになるんだ…』
TH「僕のね」
『???』
人間もねんりょう食べるの…?
テヒョンが分厚い本を読みながら
飛行機を直していく
「あ〜、」「ん?」とか言って眉毛を動かしてる
テヒョンの近くにしゃがんで
彼の手元を覗いてみる
TH「お?Aもやってみる?」
こくり、と頷くと彼がニコニコしながら
「一緒にやろう〜」と楽しげに声を弾ませる
『どうしたらいいの?』
TH「これをね、トントンやってみて」
重たい道具を渡されて
彼の指示通り、リズム良く細い金属を打ち込む
TH「ん!最高。」
私が打ち込んでいる近くにそっと手を添えて押さえててくれる
『できた!』
TH「上出来!ないすう」
お互い顔を見合わせて笑う
飛行機できたら、テヒョン
地球に帰っちゃうのかな?私を一人ぼっちにして
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作者名:ゆある | 作成日時:2021年9月25日 18時