ありがとう。ごめんね。【stxxx】【橙】

あとがきと言う名の解説 ページ8

作者です。


突発的に書きたくなってしまってついつい書いてしまいました( °_° )

このお話の流れをお話します！！





この物語の主人公であるジェルくんとAちゃんですが、2人は付き合ってました。

最初のありがとうは記念日にAちゃんがプレゼントを上げましたね。


この時、まだ何も異常が無い日々を送ってました。




次のごめんねは既に最初の日から１ヶ月以上経った日のこと。

実はジェルくん、病気を持ってました。


病院に入院してて病室での面会時間というのは至って短い時間です。

好きな人と話していると時間が流れていることなんて忘れてしまい、

ふと時計をみたジェルくんが面会終了時刻なことに気が付きます。

その日は素直に帰ったAちゃんでしたが心の中はやっぱり寂しい。


外に出れば来た時にはまだお昼の温かさがあったのに夜になり、色が鮮やかに変わっていく空を見ながら虚しくひとり帰ります。

ジェルくんは入院をしてから、まだ1度も外出をしていないので一緒に帰ったのはいつの話やら。

そんな事本人の前ではいう気になんてなれない優しいAちゃんは1人で悲しんでいます。

この時、月はオムレツ型になっていて着々と時間が過ぎていくことを感じます。




次のありがとうはいつもいつも笑顔で面会に来てくれるAちゃんに対してジェルくんが発した言葉です。

やはり寂しいのはAちゃんだけではなく、

ジェルくんも寂しかったみたいです。


耳元でありがとうだなんて言ってくれるジェルくん。

そんなジェルくんに対してめちゃくちゃに照れてるAちゃんですが、

やはりふと考えてしまう今後のこと。

ジェルくんがあとどれ位生きられるのか。


まだここにいてくれるかと聞いてくるジェルくん。

素直なジェルくんをみて嬉しいAちゃんですがやっぱり時間は限られています。

あえて言葉には出さず、ただ抱きしめるAちゃん。

心の中でこのまま時が止まってくれたらなんて思います。


その日はもう半月。タイムリミットがちゃくちゃくと近づいていってますね。

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