スキズとひみつレンアイ part5

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なによその顔


　
何でそんな挑発的なの



　
『……信じらんない、チャンビナ』



CB「言ってくれなきゃわかんないもん」



　


ビニはそう言いながらも私の肩や首裏に何度も優しいキスをした



　
『…ん、っ…もう…！』





焦ったいキス


　
ズルすぎる、チャンビナ




　
『(…まて、私。相手はチャンビニだ…冷静になれ…)』







　
さすがにみんなと関係を持ちすぎじゃないか？




　
どんだけ尻軽なんだ私は





　
嫌だ


　
チャンビニにだけは



　
軽い女だと思われたくない



　
　
『(…なんて、今更考えても手遅れか)』





　
色んな感情がぐるぐる回る




頭がパンクしそうだ




　
CB「…もう出る？そろそろのぼせそうでしょヌナ」




『…っ、そんなこといってキスするのやめないくせに』



CB「うん、だってしたいんだもん」




ビニの顔が優しくて、でも何か企んでそうな表情で




　
『…ズルいよ、チャンビナ…！』






あぁ、お母さん


　

こんな娘でごめんなさい


　


だらしなくて、ごめん




　
CB「ヌナこっち向いて」



『え？』




　


CB「ん。舌、出して」




　

そう言ってビニは自分の舌を出した




なに


　
なによもう


　
成人向け動画か何かなのかコレは




　
『(…もうどうにでもなれ…)』






私は湯船から少し体を浮かせビニの方に向いた



　
　
なんて恥ずかしい大勢だ







　
『…チャンビナ…、ん』



私はだらしなく舌を出しチャンビニに口付けた



　
　
その瞬間ビニは目を細めた


　
　
可愛い




　
可愛すぎるよ、チャンビナ




　
CB「…ん、…ふ…ヌナ…」



　

時折漏れるチャンビニの声


　
自然と彼の手が私の体を這う



　

馬鹿じゃないの、私たち



　
少し先にはみんながいるのに



　
まるで欲に飢えた動物みたい




　
CB「っは…や、ば…俺がのぼせそうなんだけど、ヌナ」



『…ん、でも…ベッド行けないし』



CB「んん〜…そう、だけど」




いつもなら


ベッド行って何するつもりよヌナって


茶化してくるはずなのに



　
　
ビニもやっぱり男なんだなぁ…




　
『…続き、今度にする？』




CB「え！、ヤダ！！今したい！！」











本当に嫌そうにそう言うビニ



ヤバい、笑いそう






今だけは耐えるんだ私



　
　

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