スキズとひみつレンアイ part4

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あれから私たちはみんなと合流し、チャニ達の部屋に再び集まった

　
　
　

　

　
　
SM「あ！これは、あれだ。ヤキソバ！」


FL「ほんとみんな日本のヤキソバ好きだね」



HJ「これとおにぎりのセットが最高なんだよ」




みんなは私達が用意した数々の品を手に取り嬉しそうな顔をした



　
CB「イエナ〜お湯足りない、もっと沸かして」




IN「でもビニヒョン、ケトルってほんと2人分くらいの量しか湧かせないんだよ…」



ビニの要望に呆れ果てるイエナ


　
　

　
『イエナ、私達の部屋のケトル持ってこようか？』

　



LK「俺達の部屋にあるの持ってくるよ、どうせ使わないし」



『じゃあ私も行くよリノ』





LK「そう、じゃあ行こう」





　
部屋を出るとリノは手を私に差し伸べた


　
『…廊下で誰かに見られたらどうすんの』


　
私はリノの手のひらをペシッと叩いた


　
　
LK「本当ツレないね相変わらず」



『ほら、はやく行くよ』



手を繋ぐ代わりに私はリノの服の裾を掴み歩いた



　
その時のリノくんの嬉しそうな顔を私はちゃんと見てたよ




　



　





『ねぇリノ、こういう洗濯物ちゃんとネットにいれてよ』



私はリノくんのベッドの上に散らばった服をまとめた


　
　
LK「洗濯しなくてもあと2日は着れるよ」


『ステイが知ったら悲しむわね、文集に売りつけようかしら』



LK「ハハっ、ステイは俺がたとえ一週間お風呂入ってなくても喜ぶよ」


　
『ふ〜ん、まぁそうか。ファンってそういうものよね』


　



私は洗濯物を片し、ケトルがある棚をあけた


　
　



LK「Aさん」



リノはそう私の名前を呼びながら後ろから抱き締めてきた


　

　
『リノくん、あのさ』



LK「はいはい、どうせまた邪魔だから退けてって言うんでしょ〜」
　
　



離れようとするリノの腕を私は掴んだ



　

LK「…なに、珍しいじゃん」



　
そう言って離れかけた腕を再び伸ばし私の体に絡ませた



　





LK「どうせまたなんかあったんでしょ」


　


落ち着いたトーンでそう話すリノ


　

　

あぁ



何だかすごく落ち着くなぁ


　
　
『ううん、違うよ。今日のこと謝りたくて』



LK「あー、そのことね。別にいいよ、もう気にしてないし」




『嘘つき、根に持つタイプのくせに』




LK「よく知ってるじゃないの俺のこと」

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