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チャンビンside
俺の手を引きズカズカ歩くヌナ
CB「ちょっ、ヌナ…怒ってるの?」
『別に怒ってないよ、でもここで私がハッキリ言わないと今後もこういうこと起きそうじゃない』
そう言うヌナは俺の手を握る力を強めた
きっとヌナは今まで自分のせいで俺らに迷惑をかけ続けてる
そんな事を思ってしまってるんだろうな
ーーガチャ
MG「あ、Aさん!…とビニ?」
俺たちはチャニヒョンから聞いた部屋のドアを開けた
『…え』
ヌナは心底驚いた顔をした
もちろん俺も
だってその部屋はセミダブルほどの広さしかないベッドがひとつしか置かれてなかったんだから
『マネオッパ、これはどういうことですか?ここは本当に私とあなたの部屋で間違いないんですか?』
ヌナの手が、少し震えてるのがわかった
MG「あ、違うんだよAさん!これは…そう!部屋の取り間違えで、あとでちゃんと新しくチェックインしようと」
ヌナの視線と言葉にヒョンは焦った様子を見せた
『部屋の予約も、部屋割りも、全部マネオッパがしてくれたはずですよね。間違いって何ですか』
MG「…俺はただAさんとこれから一緒に仕事をしていく上で距離を縮めようと!」
CB「ヒョン!!!」
俺の怒鳴り声でヌナとヒョンが肩を揺らした
何を言ってるんだヒョン、それは違うじゃんって
俺らのマネヒョンはそんな事しないよねって
そう言えれば良かったのに
CB「距離を縮めるってなに?何の距離?ヒョンがヌナと仲良くして何になるの?俺達の仕事なのに?
…今のヒョン、心底気持ち悪いよ」
なんて思った事を全部綺麗に口に出してしまう
CB「俺の大切なヌナを今後一切変な目で見ないで。ヒョンが俺らのために頑張ってくれてるの、ちゃんとわかってるから。…これ以上幻滅させないでよ」
俺がそう言うとヒョンは罰の悪そうな顔をした
そんなヒョンを1人残し俺はヌナの手を引いて部屋を出た
『チャンビナ、ねぇ』
CB「んー」
『アンタ正真正銘のバカね。マネージャーにあんな強気に出るなんて』
CB「仕事なくなったらヌナが俺を養ってくれる?」
俺がそんな冗談を言うと
『…あははっ、当たり前じゃん!』
ヌナは綺麗な顔でそう言ったんだ
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チャンミ(プロフ) - かいりさん» かいりさんコメントありがとうございます!面白く見て頂いて嬉しいです🦊!ちょうど今ビニとのシーンを書いてました💪笑。これからもよろしくお願いします! (2023年4月4日 23時) (レス) id: 439ab9c6d2 (このIDを非表示/違反報告)
かいり - コメント失礼します!pat1から楽しく拝見させております♡꙼̈主様の小説が面白くて更新されるのがとても楽しみです☺️ビニとのイチャイチャも見てみたいです!お身体に無理せず執筆頑張って下さい! 応援しております🙇♀️ (2023年4月4日 11時) (レス) id: be00786b09 (このIDを非表示/違反報告)
チャンミ(プロフ) - 雛鳥さん» 雛鳥さんコメントありがとうございます!part1から見てくれて嬉しいです!リノくんとピリちゃんですね、お任せください!リクエスト助かります!頑張りますのでこれからも見に来てください! (2023年4月4日 0時) (レス) id: 439ab9c6d2 (このIDを非表示/違反報告)
雛鳥 - Part1から全部見ました!とても面白くイチャイチャがドキドキです!全員とのイチャイチャを楽しみにしている+リノやピリちゃんとのイチャイチャが私的にはものすごく楽しみです!お体に気をつけて執筆してくださいね♪ (2023年4月3日 13時) (レス) id: 52450fe194 (このIDを非表示/違反報告)
チャンミ(プロフ) - ミコさん» ミコさんコメントありがとうございます!これからも大量更新頑張ります!凄く嬉しいです、もしリクエストなどあれば書きますのでまたお待ちしてます! (2023年4月3日 12時) (レス) id: 439ab9c6d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チャンミ | 作成日時:2023年3月30日 11時