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『あ、ジソンア？何してた？』
いつもと変わらない優しい声
HN「えっと、今撮影終わってトイレ…」
『トイレ！？ハハッなにそれ、早く用足しなよ』
電話越しに聞こえる高らかな笑い声
無邪気に笑うヌナの顔が想像つく
HN「…ヌナって、ほんとずるいよ…」
僕は何を言ってるんだろうか
『え？なに？ハナ今なんて言った？』
耳に当ててるスマホをぎゅっと握りしめる
HN「…んーん、なんでもない。声聞きたかったって言ったの！もう…電話してくるの遅いんだから」
少しだけ深呼吸したあと、ヌナにそう伝えた
偉い
偉いぞ僕
またヌナを悲しませるところだった
『…ゴメンね、みんなバタバタして忙しいと思って連絡はチャニだけにしてたんだ。みんな元気？って聞くたびにまだ1日しか経ってないよってチャニに笑われたよ』
HN「え、じゃあなんで僕に今電話…」
『なんでって…わかんないよ、ハニの声聞きたいとふと思ったから電話したのよ』
ヌナは僕を誤魔化してない
それだけはわかる
だからそんな事ひとつでどうしようもないくらい嬉しくなっちゃうじゃないか
HN「…ヌナ、僕もこの二日間ずっとヌナの声聞きたくて会いたくて仕方なかったよ」
きっと今僕は心底嬉しそうな顔をしていて
ヒョンジニ達に見られたらきっとその顔気持ち悪いよって言われるんだろうな
それでもいい
何でも良いんだ僕は、ヌナを前にしたら
『うん、わたしもだよ。ご飯作って待ってるから真っ直ぐ帰ってきてよねハナ』
HN「そんな事言われたら余計早く帰りたくなっちゃうじゃん！…ヌナ」
『ん？なに？』
HN「大好きだよ」
『……何言ってんの！…うわーハンジソン本当タラシなんじゃないの！？』
電話越しでもわかる、ヌナの真っ赤な顔
HN「タラシだよ、ヌナにだけは」
間違いじゃない
いつもヌナの前では格好つけてしまう僕だけど
何一つ嘘じゃないんだよ、ヌナ
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ﾁｬﾝﾐ(プロフ) - 韓 海狼さん» そうです！すみません、発音はカンアジが正しいのですが耳で聞こえてるものをそのまま書いてしまってます！ご不快な思いさせてしまってたら申し訳ありません！見てくれてありがとうございます！ (12月24日 6時) (
レス) @page36 id: 439ab9c6d2 (このIDを非表示/違反報告)
韓 海狼(プロフ) - カガジってカンアジのことでしょうか...（笑） (10月15日 2時) (レス) @page40 id: ad3f016507 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾁｬﾝﾐ | 作成日時：2023年3月22日 10時
