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ーー

 
 
 
 

どうしようもないくらいにドタバタした一日だった

 
 

 

 
結局メンバー全員がわたしとハニを2人きりにできないという意見の合致の元、せっかくの休暇を全員が宿舎で過ごすことになった

 
 
 

 

その日の夜

 


 
 

 
『狭い』


 
 
IN「んーん、狭くない」



SM「丁度いいよねえ」



IN「やぁやぁスンミニヒョン、早くどっか行ってよ」



SM「そういうイエニがどっか行けばいいじゃん」





『…ちょっと2人とも、いい加減にしてちょうだい』



IN「だってヌナ、いつも僕と寝るって言っておいて寝てくれないんだもん」



SM「そうだよ。寝心地が良いからってここ最近いつもビニヒョンかチャニヒョンとしか寝ないじゃないですか」




 

 
 
私は今イエニとスンモの2人に挟まれて寝ている


 
 
 
…これセミダブルだよ…


 



 
『だからってこんな狭いベッドに3人で寝ることないじゃない…』





 
 
IN「取り合いになるから」



SM「それなら3人で寝れば解決でしょ?ヌナ」






あたかも僕、良いアイデアを出したでしょ?って顔でわたしを見るスンミン


 
 
…これは頭撫でろって表情だな

 
 
 

 
『あ〜…はいはい、そうだね。喧嘩しないで偉いね2人とも』



そう言ってスンミンの頭を撫でる


 
 
SM「へへ」


 
 
 
もうほんとにただの子犬じゃん


 

 
 
『あれ、そういえばハニは?』




IN「もちろんこの部屋から追い出しましたよ、またヌナにポッポでもしたらたまったもんじゃないので」






『イエニ、可愛い顔してやること結構エゲツないよね…』

 
 


IN「…だってヤだもん。ハニヒョンにヌナを取られるの」


 



そう言うイエニを横目でチラッと見ると、むすっとした顔でほっぺを膨らませてた


 
 
『…可愛い』



 
そんなイエニのかわいい頬をツンツンした

 
 
 
SM「取られちゃうかもって言うのは否定しないんだね、ヌナ。もしかしてホントにハニに惚れちゃったの?」



 
 


『何言ってるのスンミンてば…。ほら、もう寝なさい』



生意気な事を言うスンミンにわたしは布団の上から彼の体を軽く叩いた

 
 
 
 
 
『(そりゃすぐには忘れられないでしょ、あんなの)』






無意識に自分の唇に触れた

 
 
 
IN×SM「………」

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作者名:チャンミ | 作成日時:2023年3月9日 21時

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