スキズとひみつレンアイ (ページ31)

今日:73 hit、昨日:30 hit、合計:236,820 hit

31 ページ31

　
　

『…えーい、嫌われてもいい』

わたしは思い切りリノくんの布団を剥ぎ取った

　
　
『…、！！！！ちょっ、』

驚いた

この人も寝る時服着ない人間だった

(さすがに下着だけは身につけてたけど)

　
　
LK「うーーーー、んんんんん〜、さむ、っ…」

　
眉間にシワを寄せながら自分で自分を抱きしめるリノくん

　
『ちょ、ちょっとリノくん。起きて、そして服着て！』

わたしは両手で顔を隠しながらそう伝える

　
　
LK「…え、！、うわ！！Aさん！」

リノくんもすこしビックリした顔をしてる
　

　
まさか起こしに来たのがわたしだと思わなかったのだろう
　
　
『ゴメン、無理矢理起こしちゃって…』

　
リノくんを直視できない
　
　
LK「…なんで顔隠してるの？」

『…そりゃ隠しますよ。リノくんパンイチなんだもの』

LK「ア〜…」

　
『、わたし行くね。ご飯できてるから早くきて』

そう一言残し立ち去ろうとした

　
　
その時

　
---グイッ
　
　
『へ？？？』

気付いたらリノくんの胸に引き寄せられていた
　
　

LK「せっかく起こしにきてくれたなら、俺が用意するまで待っててよ」

　
『、！』

…この顔面国宝が
　
　
　
LK「服着る、それまで待って」

そうしてリノくんは部屋着に着替えた
　
　
　
『…はい』

　
めちゃくちゃドキドキしたじゃんか…
　
　
　