＊1-8 ページ8
.
正直に言おう。
はじめてではない。
卒業は
けど、片手で数えても余るくらい。
それくらい、ほぼほぼ未経験のわたし
それなのに…
どうしてこんなに身体が軽い感じなのだろう？
それはきっと。
かれが"上手"だったから。
光「ん、なに？」
上半身裸で、見れば見るほどうっとりするような
細くて引き締まった身体
自分で腕枕をしながら
目を閉じて、ゆっくりと呼吸をする姿は
なぜだか、わたしを未知の世界へ連れ込んでいるみたいだった
「なんでもない……」
八乙女光に向けていた身体を
仰向けに戻し、ここに来て目が覚めた時に飛び込んだ、あのシャンデリアを再び見つめる
横で、彼がこちらを見ているのが分かった
光「…身体、元気なの？」
「……へ？」
行為の後だったから、体の具合を心配してくれたのだろうか？
それにしても、なんだか心配の仕方が違うような気がする
なんというか…
まるで病人を扱ってるみたいな…？
光「………やっぱ、いいや。 寝ろ」
「あ…うん。 ねぇ、今何時？」
光「さぁ…知らね」
知らね…って。
わたし一応、明日も出勤なんですよね。
そもそも此処がどこかも分からないのに
時間すら把握出来なかったら困るんだけど？
ゴソゴソと隣で寝返りを打つのを新鮮に感じながら
彼から伝わる温もりで、
ま、いっか。 なんとかなるっしょ。
なんて楽観して、すぐに深い眠りに落ちた。
朝方だっただろうか？
ほんのり少し、不思議な夢を見たのは。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ま し ゅ め ろ(プロフ) - さくらさん» 読んで頂きありがとうございます。編集作業、一旦ストップしました。全体公開していますので、ぜひご覧ください！ (9月25日 22時) (
レス) id: 6ef99db9f8 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - はじめまして！すごく面白く早く続きが気になる！って思う作品でした！もしよろしければ続きが気になりますのでパスワード教えていただきたいです！よろしくおねがいします！ (9月23日 22時) (レス) id: 355cc375d5 (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - 初めまして！とても続きが読みたいので良ければパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願いします。 (2020年2月29日 14時) (レス) id: b3d66c9ea1 (このIDを非表示/違反報告)
mai(プロフ) - はじめまして！すごく面白くて続きがきになります！ (2020年2月27日 2時) (レス) id: fef5646239 (このIDを非表示/違反報告)
みなも(プロフ) - はじめまして！すごく続きがきになるので、パスワード外していただきませんか…（ ; ; ） (2020年2月18日 21時) (レス) id: 091cd48b99 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ましゅ
| 作成日時：2017年11月12日 0時
