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光「おう。 おかえり」
「ただいま」
なんだか、やっぱり変な感じ
帰る家はいつの間にか此処になってるし、本当なら言われないはずの「おかえり」って言葉が当たり前になってるし。
光「何ニヤけてんの？」
「別にニヤけてないし！！」
光「はぁ？ …ほら、飯。 食えよ」
「ふぁ…今日も美味しそう」
とりあえずスーツから、わたしの部屋に置いてあったどこで仕入れたのか分からない、明らかにわたし用のサイズのスウェットを身にまとい
もう一度光のいるリビングに行って食事をとった
そこでふと、気になっていたことを訊ねる
「ねぇ、光って普段何してるの？」
光「……何って、なに？」
「いや、仕事とか？」
光「…………」
軽く不機嫌になった彼は、そっとコーヒーの入ったマグをテーブルに置いた
光「………医者」
「医者！？」
光「なんだよ、文句あんの？」
「ううん…そうじゃないけど、ビックリした。すごいね」
光「すごいか？……まぁ、"普通の人間"よりは大変だけどな」
「え、なんで？」
光「俺ら年とんねぇし。 せいぜい10年もするとさ、怪しまれんだよね。 年齢と見た目が合わなくなって」
「…なるほど」
光「だから、ある程度勤めたら、病院変えなきゃなんねーの」
「そうなのかぁ……それって、大貴も？」
光「そ、大貴も」
「…じゃあ、大貴は今？」
光「夜勤だな」
「そっか」
すっかり食事も食べ終え、食器を洗い始める
光「いいのに、俺やるよ」
「ううん、これくらいはやらせて。 いつもご馳走になってるから」
光「……ありがとな」
くしゃくしゃっと、頭を撫でられる
その感覚がとっても温かくて、不意に涙が零れそうになった
なんだろう…
なんだか、光相手だと、気持ちが不安定になる感じがする
光「大貴のことは…本当に、気にすんな」
「え……」
光「……大丈夫だから。 なんかあったら、愚痴くらいは聞くからよ」
「…うん」
キュッと、水を止め、光を振り返る
わたしよりも背の高い彼は、どこか疲れたような顔をしていて、一瞬不安になった
自然とその頬に手が伸び…
光「は………」
その顔を、自身の顔に引き寄せていた
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ま し ゅ め ろ(プロフ) - さくらさん» 読んで頂きありがとうございます。編集作業、一旦ストップしました。全体公開していますので、ぜひご覧ください！ (9月25日 22時) (
レス) id: 6ef99db9f8 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - はじめまして！すごく面白く早く続きが気になる！って思う作品でした！もしよろしければ続きが気になりますのでパスワード教えていただきたいです！よろしくおねがいします！ (9月23日 22時) (レス) id: 355cc375d5 (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - 初めまして！とても続きが読みたいので良ければパスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願いします。 (2020年2月29日 14時) (レス) id: b3d66c9ea1 (このIDを非表示/違反報告)
mai(プロフ) - はじめまして！すごく面白くて続きがきになります！ (2020年2月27日 2時) (レス) id: fef5646239 (このIDを非表示/違反報告)
みなも(プロフ) - はじめまして！すごく続きがきになるので、パスワード外していただきませんか…（ ; ; ） (2020年2月18日 21時) (レス) id: 091cd48b99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましゅ
| 作成日時：2017年11月12日 0時
