微かな光

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私の気持ちを全部打ち明けた

剛典はずっと黙って頷きながら聞いてくれた









岩「話してくれてありがとう
ホントは俺が皆に言わなきゃいけないのに.....ごめんな」








そう言って優しく抱きしめてくれた








『ううん、剛典にはホントに感謝してる』


岩「Aが辞めるのは辛いし、本当のこと言えばどんなに時間かけてでもちゃんと話し合って、また前みたいに皆で笑ってたい。

でも、Aがそう決めたんなら俺はAの意志を尊重するし、これからもずっと支えてく。だから、もう泣かないで





って言いたいけど、今は思う存分泣きな」









剛典は抱きしめる力を強くした









『ありがとうっ.....(泣)』









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私が泣き止むまでずっと背中をさすってくれた








『ありがとう.....も、大丈夫.....』


岩「ん、もうHIROさんには言ったの？」


『うん。今年いっぱいでって言ってきた』


岩「そっか。もう皆と話し合う気はない？」


『話し合うことになったらHIROさんは絶対活動休止にするでしょ？でも今の三代目にそれはダメ。今の波を止めちゃいけないの。だから私が潔く引くのが一番の安全策なの』


岩「はぁ.....」








ガッカリしちゃった.....？(汗)









岩「そうやっていつも自分より周りを優先する。ほんとお人好しだね。Aはもっと自分を優先するべきだよ」


『ごめんっ.....』


岩「でも俺はそんなAが大好きなんだけどね(笑)」








私、この人にどこまで心奪われるんだろう

剛典がいなくなったら、私どーなっちゃうかな(笑)

抜け殻になっちゃうかも(笑)


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