彼方遠くであなたが醒める。 (ページ15)

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No.14『デジャヴ感』ページ15

Your side

久しぶりに1人での外出。

今日はショッピングに行きます！

そしてジンリのバイト先に行きます！

レッツゴー！

：
：

いろんなお店を見て回って、少し疲れたのでベンチに腰をかける。

こんな時に人間観察をしてしまうのが私の悪い癖だ。

??｢ねえ、君1人？｣

え、ナ、ナンパ？！

驚いて顔をあげたら、そこには

｢な、んだジョンハンか…！！｣

楽しそうに笑うジョンハンがいた。

｢びっくりしたじゃんバカ！｣

JE｢Aはナンパなんてされないって笑｣

｢う、うるさい！｣

JE｢ごめんごめん笑で？1人なの？｣

｢そうだよ1人だよ！悪いか！｣

いっそう楽しそうにして"よしっ"って笑う。

そして私の手を掴んで

JE｢じゃ！俺とブラブラするぞ！｣

って歩き出した。

ちょっと待ってよ！

私の予定とか、気にしないわけ？！

…特にないけども←

｢てかいつ帰ってきたの？｣

JE｢昨日！家族旅行だから笑｣

｢親不孝だなー笑もっと行けばよかったのに！｣

って笑うと"うるせ～"って私の頬を軽くつねる。痛い！

｢ねえ、どこに行くの？｣

『ど、どこに行くんですか！？』

…ん？

JE｢まあまあ、ついてこいって笑｣

『まあまあ、ついてきてください笑』

…んん？

何このデジャヴ感。

なんで？どうして？