NCTの紅二点３ (ページ14)

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No.114 犬(２) ページ14

Taeyeon's side

TY『せ、先生…光は？！』

医師『…危なかったですね。打つところがもう少しずれていたら、骨を折ったりしていたかも知れませんよ。』

WN『よかっ…た…？』

医師『特に損傷はありませんが、身体が少し麻痺していると思います。そんなに長くはかかりませんが、少しの間は安静にしていてください。』

TY『ありがとうございました…』

妹『あっ！テヨナ！オッパ！』

病室に行くと、光は楽しそうにメンバー達と話してた。

(駆けつけた百はかなり険しい顔をしていたが…)

妹『えへへ…頑張りすぎたかな？あー。早く練習たいなー！』

TY『…』

WN『…光、良くなったら俺と中国舞踊練習してみよっか！』

妹『え！いいの？！ありがとう！』

TY『…俺がたくさんご飯作って待ってるからな。』

妹『うん！早く良くなれ～！』

いつもより明るく振舞っている気がする。
きっと身体がとても痛むと思うのに。
無理して身体を起こして…

JH『…』

妹『どしたの？』

ジェヒョナが、光の頭を撫でる。

JH『…』
妹『…』

ジェヒョナは何も言わなかったけど、光はすこし嬉しそうにして、黙って撫でられてた。

妹『倒れた時パトラッシュが見えた。』

全員『？！』

妹『あ、ヨーゼフだったかも。』