39話目:羅刹 ページ8
慶応三年三月
私は総司と一緒に寝ていた(いつものこと)
バンッ!とものすごい音がしたため総司を起こして音のした場所へ刀を持って行った
「もしかしてッ…」
沖田「そのまさかだと思うよ」
その場所は…千鶴ちゃんの部屋だった
羅刹「……血を…血を寄越せぇぇぇぇ!」
千鶴「きゃぁぁぁっ!」
千鶴ちゃんが斬られる!私は急いで千鶴ちゃんの元へいき庇った
「ぐっ…」
沖田「A!!」
心配して総司が駆けつけてくれた
「大丈夫…?怪我してない?」
千鶴ちゃんに聞くと頷く
千鶴「Aさんがッ…」
「私は平気」
後ろを見ると土方さん達がかけつけ羅刹は灰になっていた
沖田「どうして無茶ばかりするの!?」
「ご…ごめん…」
でもどうして羅刹がここに…
山南「申し訳ありません…私の監督不行き届きです…」
山南さんも来ていた
兵器といったものの斬られた場所が痛む
そこを手で抑えていると
山南「大丈夫ですか…?」
「大丈夫です…」
そういえば山南さんって…
山南「くっ…ぐぁぁぁぁぁっ!」
羅刹だった!!!←
髪が白くなり赤い目でこちらを見る
沖田「下がってて」
総司が私を後ろに隠す
私は…みんなのために何も出来ないの…?
正直刀を振れる力は減ってきている
どんどん弱くなって…
ダメダメ、私らしくない!
山南「血を…あなたの血が欲しいっ…」
みんな構えている
山南さん…
土方「待て!」
山南さんの様子がおかしい…正気に戻るの?
山南「う…ぐぅぅっ…」
髪の色が戻っていく
よかった…その場に座り込む私の方を総司は優しく支えてくれた
山南「わ…私は一体何を…」
そしてこの日…一番知られてはならない人に知られてしまった
伊東「なっ!山南さん!?あなた死んだのではないんですか!?」
……どうなるんだろう
伊東さんには土方さんが説明して納得させたようだ
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さいな(プロフ) - 琉天鈴さん» ありがとうございます!続編もできたのでよければ! (2016年1月15日 19時) (レス) id: 1ad96ec885 (このIDを非表示/違反報告)
琉天鈴 - 完結おめでとうございます。この作品大好きです!これからも頑張ってください。 (2016年1月15日 19時) (レス) id: 42daa1daca (このIDを非表示/違反報告)
さいな(プロフ) - 帰蝶さん» そこまで言っていただけるなんて…俺もう泣きそうです!!!頑張って書かせていただきます!! (2016年1月15日 16時) (レス) id: 1ad96ec885 (このIDを非表示/違反報告)
さいな(プロフ) - 夜天ちゃんさん» わかりました!!今書いている小説が終わり次第書きたいと思います! (2016年1月15日 16時) (レス) id: 1ad96ec885 (このIDを非表示/違反報告)
帰蝶 - ぜひとも現代バージョン書いてください!私、本当にこの小説が大好きなので現代バージョンなんて最高です!新作も読ませていただきます! (2016年1月15日 16時) (レス) id: 397fcbbbae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さいな | 作成日時:2016年1月13日 23時