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40 不意打ち ページ40
「全国大会進出決定だ！！」
雷門の皆は声を上げて歓喜する。ぐわっと視界が歪み、気づくと熱血ヤンキーガールの腕の中に入っていた。
「よっしゃ！勝ったぜ！！」
喜ぶのはいいけど、ニーブラされると身動きができない。でも、全体が盛り上がっててなんだかいい感じ。楽しい気持ちになる。団体競技で自分のチームが勝った時のような、高校の時の体育祭を思い出す。海王学園は意外と脆い印象だった。確かな実力はあるが、自信やプライドが壊れると途端に弱体化した。
神童くんとふと目が合った。彼は本当に嬉しそうに、ふわっと笑った。柔和な笑顔。あの表情が見れて、こちらも嬉しくなる。一時期は暗い顔ばかりで思い詰めていたようだったから、ちょっと安心。雷門一同は帰りのバスに乗り、解散前に神童くんが皆に向けて発言した。
「みんな、今日はお疲れ様。次は全国大会だ。そして、忘れていないとは思うが、明日からは定期考査だ。みんな、頑張ろう！」
...え？
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充滞(プロフ) - 冷さん» ありがとうございます！ (2月16日 1時) (
レス) @page32 id: 10bbaef429 (このIDを非表示/違反報告)
冷(プロフ) - 32話の必殺技のシーンがめちゃくちゃ綺麗で好きです！ (2月16日 1時) (レス) @page32 id: 70a6d3216b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：充滞 | 作成日時：2023年12月30日 19時
