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「ごちそうさまでした」
からのカップを重ねると 蓋をして袋に纏めて立ち上がった。
名残惜しいけどもう行かないと。そう思うのに・・・
「藤咲さんは この辺りに住んでいるのか?」
「うん。あっちの方」
「煉獄君は?」
「その先の国道沿いだ」
藤咲さんと呼ばれるだけでドキドキとして、引き止めらるかもなんて期待して
住み慣れた空間の少し先に彼がいるのだと知って嬉しくなって。
やっぱりもう少し一緒にいたいと欲張りになる・・
この気持ちは伝えていいの?
迷惑だったらどうしよう
迷っている間に煉獄君が立ち上がって胸の中で一気に苦しいのが加速するのにどんな言葉も出てこない。。急に淋しくなって無口になった。
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作者名:ふゆ | 作成日時:2023年12月2日 17時