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いつからか一生懸命が当たり前だったあの頃を、生徒の姿に重ねるようになった
つまずくことを知り、折り合うことを覚えた時、ありのままではいられぬ事も学んだ。けれど今夜は不思議と心地良い。それが酒のせいなのかそれとも・・・隣でコロコロと表情を変える彼女ともう少し話していたいと思った。
*
「寒くないぞっ!」
「ほんとに?」
「ああ!」
実は寒い。しかしながら今夜は格好つけたいんだ、風邪をひかない程度にな!
高校生のように自意識がうずき 他愛もない会話に心が弾んだ
けれど彼女はいつまでたっても俺をまともに見さえしない・・・
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作者名:ふゆ | 作成日時:2023年12月2日 17時