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 「ーーーーーーーーーー」




ゆっくりと一番明るい星が夜空の向こうへと消えていく間 何度も同じ願いを繰り返す。




そのずっと先でほのかに明るくなっていく空。広がる地平線は遠く続いて。
初めて見る夜明けは、冷えた体を忘れてしまうくらい美しい。




「何、願った?」





真っ白な息が空に溶けて実弥の匂いがふわっと私を包んで冷えた体がだんだんと暖かくなる。


見上げると長い睫毛が光ってる。




重なる頬が暖かい


ずっと隣にいて欲しい。








 *










「結婚しよう」




耳元で囁く声に迷うことなくうなづいた。









たった今 願いが叶った。





 キセキ






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作者名:ふゆ | 作成日時:2023年11月25日 18時

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