買い出しする弟たち ページ7
貴久side
「おいおいおいしげまって…!」
緑「ひゃっ!きゃはははっ!」
この怪獣は買い出し行く気ないのか。
かれこれしげと戦い始めて5分がたとうとしている。
こいつ服着ねえんだけど
さすがに上裸で外ださせる訳にはいかないから、頑張って着せようとはしてるんだけど
「にげんなって…」
足遅いくせに子供は小回りがきくからいい感じに避けられる。
「…っうし!つかまえた!」
緑「いひゃぁっ!あはははは!」
うん。
何が楽しいのかさっぱりわかんないよ成亮さん。
「しげ靴履いて」
緑「あい!」
どんだけかかったんだよっていう準備も無事終わり、やっと買い出し。
玄関でしげと手を繋いで、俺はリュックを背負う。
財布もケータイも入れたし、財布の中には兄ちゃんから生活費用として月々3万貰っている余りが入っている。
準備満タンだな。
「出発〜」
「「おちんこー!!」」
入道雲が見えてきた7月半ば
俺は夏が嫌いだけど
夏のキラキラした日差しが、しげの楽しそうな笑顔に照らされてるの見るだけで嬉しいんだよね。
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あやか(プロフ) - 更新待ってます!!!! (7月31日 0時) (レス) id: b91c325bc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねね | 作成日時:2023年7月26日 1時