５. 握り締めた手 ページ7
〜 エンマ side 〜
どうせ家がないなら俺の家に来れば良いと思ってたら、
俺の家来るか？
と思考より口が先に走ってしまった
エンマ「 …ふは！そうか？」
『 う…ん、ふふ 、。 』
カイラ「 ……おい、エンマ。 」
エンマ「 ん？あ、エンマじゃなくてEって呼べよ…。」
すると、カイラは俺にしか聞こえない様な声で名前を呼んできた。
てかずっとカイラ、エンマエンマ言ってきたな…。
全くデリカシーがねぇな！！( 気付くの遅い )
カイラ「 それはすまないな。
それより、人間の娘を妖魔界に連れて行くのは流石に危ないんじゃないか… 」
エンマ「 ここに置いておく方がよっぽどあぶねぇと思うけど？」
カイラ「 そ…それはそうだが…。」
エンマ「 ……こんなちいせぇ子供、見殺しにすんのかよ、」
カイラ「 ……はぁ。…ぬらりには私から伝えておくぞ、いいか？ 」
カイラは押しに負けたのか溜め息を付き、渋々と言った様子で承諾してくれた
ぬらりはなんて言うかわからねぇけどな
エンマ「 …ん、ありがとよ！」
『 ？？？ 』
Aには話の内容が聞こえてこなかったのか混乱した様子で、
それもそうか、男二人で雰囲気的に怪しそうな話をしてるんだもんな
エンマ「 よし、A！俺の家に行くぞ！帰ろう 」
そう言い、Aに手を差し出す
『 え、……。ありがとござ、います… 』
俺に手を差し出されるとまた混乱した様な顔で、
俺の手と顔を交互に見て暫く考え込むと おずおず、としながら俺の手の平にAの手を置いた。
その手をぎゅっと握り、Aを優しく引っ張り立ち上がらせた。
『 ッ…わわ、！ 』
エンマ「 これから、Aの新しい家まで案内してやるよ！ 」
カイラ「 ……エンマ、扱いが少し雑だな。」
エンマ「 ッるせ、初めて何だよ…！てか、また呼んだな！？Eだからな！！E！！」
カイラ「 そうか…。あ…あぁ、そうだったな、」
焦る俺にカイラはちょっと引き気味になりながらも、からかうように控えめに笑った
あ！！カイラの奴…絶ッッッ対馬鹿にしたな！！！
『 ふふ、』
Aは目元を細め、鈴の様に笑った
…その時胸がキュッとなったのは気のせいだろうか
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サナ - ´むぅ`さん» 凄いですね(笑) (11月26日 13時) (
レス) @page32 id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - サナさん» 森林化してますね、多分👍✨ (11月23日 0時) (レス) @page32 id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
サナ - ´むぅ`さん» それ、もぉどっちも死んでんじゃないですか！(゜ﾛ゜;ﾉ)ﾉ(笑) (10月14日 22時) (レス) id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - 彩華姫さん» 本当ですか…私のこんな文才でもかっこいいって言ってくださりありがとうございます😭✨ (10月14日 8時) (レス) id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - サナさん» 一世紀後くらいですかね！？（は）冗談でも嬉しいです、ありがとうございます🥰 (10月14日 8時) (レス) id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：´むぅ` | 作成日時：2023年5月31日 10時
