検索窓
今日:10 hit、昨日:1 hit、合計:9,429 hit

27. 気配 ページ30

カイラ「…本当に疲れていたんだな、お休み。A。」



疲れ果ててすやすやと眠るAに布団を優しく掛け、頭を撫でる。

もう少し…少しだけ、彼女の寝顔を眺めていたかったが起こしてしまわないよう電気を消し部屋を出る。


____
__



『……ん、…』



冷たい風が頬を掠める感覚で目をうっすらと開けると、視界はうす暗くよく見えないが窓が少し開いていた。

そのせいか、カーテンはゆらゆらと踊る様に揺れていた。


私は誰か開けたのかな、それくらいにしか考えてなかったので布団から起き上がり窓を閉めた。

すると、突然首に痛みが走った。



『…っ……!?』


??「馬鹿め」


『っ…!…く、るし……っ』



多分、首締められてる。苦しい。

なんで?私なんかした?


ギリギリと強く締められて殆ど息が出来ない状況で、私の『ぁ…、あ……』と掠れた声だけが部屋に小さく響いた。


____
__

〜エンマside〜



エンマ「仕事終わったし、Aの様子でも見て寝るか〜」


大王の座から降りたと言っても、やる事は一応ある。

そのやる事が終わり自分の部屋へ向かう途中、最近日課になってきているAの寝顔を眺めて独り占めしてやろうぜの会。(会員なんて一人も居ないがな)



エンマ「……?」



Aの部屋の扉に手を掛けた時、Aではない何かの気配を感じた。

28. 怒り→←26. 優しさ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

サナ - ´むぅ`さん» 凄いですね(笑) (11月26日 13時) (レス) @page32 id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - サナさん» 森林化してますね、多分👍✨ (11月23日 0時) (レス) @page32 id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
サナ - ´むぅ`さん» それ、もぉどっちも死んでんじゃないですか!(゜ロ゜;ノ)ノ(笑) (10月14日 22時) (レス) id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - 彩華姫さん» 本当ですか…私のこんな文才でもかっこいいって言ってくださりありがとうございます😭✨ (10月14日 8時) (レス) id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - サナさん» 一世紀後くらいですかね!?(は)冗談でも嬉しいです、ありがとうございます🥰 (10月14日 8時) (レス) id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:´むぅ` | 作成日時:2023年5月31日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。