27. 気配 ページ30
カイラ「…本当に疲れていたんだな、お休み。A。」
疲れ果ててすやすやと眠るAに布団を優しく掛け、頭を撫でる。
もう少し…少しだけ、彼女の寝顔を眺めていたかったが起こしてしまわないよう電気を消し部屋を出る。
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『……ん、…』
冷たい風が頬を掠める感覚で目をうっすらと開けると、視界はうす暗くよく見えないが窓が少し開いていた。
そのせいか、カーテンはゆらゆらと踊る様に揺れていた。
私は誰か開けたのかな、それくらいにしか考えてなかったので布団から起き上がり窓を閉めた。
すると、突然首に痛みが走った。
『…っ……!?』
??「馬鹿め」
『っ…!…く、るし……っ』
多分、首締められてる。苦しい。
なんで?私なんかした?
ギリギリと強く締められて殆ど息が出来ない状況で、私の『ぁ…、あ……』と掠れた声だけが部屋に小さく響いた。
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〜エンマside〜
エンマ「仕事終わったし、Aの様子でも見て寝るか〜」
大王の座から降りたと言っても、やる事は一応ある。
そのやる事が終わり自分の部屋へ向かう途中、最近日課になってきているAの寝顔を眺めて独り占めしてやろうぜの会。(会員なんて一人も居ないがな)
エンマ「……?」
Aの部屋の扉に手を掛けた時、Aではない何かの気配を感じた。
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サナ - ´むぅ`さん» 凄いですね(笑) (11月26日 13時) (レス) @page32 id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - サナさん» 森林化してますね、多分👍✨ (11月23日 0時) (レス) @page32 id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
サナ - ´むぅ`さん» それ、もぉどっちも死んでんじゃないですか!(゜ロ゜;ノ)ノ(笑) (10月14日 22時) (レス) id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - 彩華姫さん» 本当ですか…私のこんな文才でもかっこいいって言ってくださりありがとうございます😭✨ (10月14日 8時) (レス) id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - サナさん» 一世紀後くらいですかね!?(は)冗談でも嬉しいです、ありがとうございます🥰 (10月14日 8時) (レス) id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:´むぅ` | 作成日時:2023年5月31日 10時