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25. カレー ページ27

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『んーっ!美味しい!』



カレー屋早速行こうって言った人(妖怪)がそもそもカレー屋なんて知らなかった様なので、カイラさんイチオシのカレー屋さんに来た。



カイラ「だろ。此処は私がよく来て食べている所だからな!」



カイラさんはそう云うとドヤ顔で私を見下ろしてきたので、取り敢えず苦笑いを返しておいた



『そう言えばエンマさんは…?』


カイラ「彼奴は…一人寂しくカレーでも食べてるんじゃないか?」


エンマ「辛辣」


カイラ「ふん」


『…エンマさん、エンマさん!一口頂戴!』


エンマ「お、おう?…はい。」


『あ〜』



すると、エンマさんのカレーは私の口ではなく所持者(?)にぱくりと食べられた。



エンマ「あげるわけねーだろ」


『えっ…?』


カイラ「A、エンマは…」


エンマ「き…聞かなくていい、A…!」



あ、初めてエンマさんが焦ってる所見た。なんか、あせあせしてて可愛い



『でも、気になる…』


カイラ「A」


『はい…!』


エンマ「A…!!」


『っ…?』



左側にはエンマさん、右側にはカイラさん。そして、二人して私の手を握って軽く睨み合っていた。

ふ、二人から手握られてる…!

ぶわっと顔が真っ赤に染まり、心臓が破裂しそうな程にバクバクと脈打っている頃

誰かが遮る様に、笑いながら私達に声を掛けてきた。



店員「あっはっは!お嬢ちゃん達ラブラブじゃないかい!!」


『お嬢ちゃん?』


『…エンマお嬢ちゃん、カイラお嬢ちゃん?』


エンマ「なんで俺達の後ろにお嬢ちゃん付けた」


『えっ、違うの?』


エンマ「おう、違ぇぞ。」


カイラ「そこ、イチャつくな」


エンマ「全然イチャついてなかったろ」


店員「あっはっはっ!あんたら面白いねー!!」


『おばさんの笑い方のほうが面白いよ』


エンマ「こら」



そう云うと私の口を手のひらで塞いだ、その様子を見て相変わらずおばさんは爆笑してる

このカレー屋さんって賑やかで楽しい


その後もおばさんは笑い続けた。

正直何をしても笑ってくれるから、少し大丈夫か心配になったのは内緒

【番外編】〜間接キス〜→←24. 幸せ



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サナ - ´むぅ`さん» 凄いですね(笑) (11月26日 13時) (レス) @page32 id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - サナさん» 森林化してますね、多分👍✨ (11月23日 0時) (レス) @page32 id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
サナ - ´むぅ`さん» それ、もぉどっちも死んでんじゃないですか!(゜ロ゜;ノ)ノ(笑) (10月14日 22時) (レス) id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - 彩華姫さん» 本当ですか…私のこんな文才でもかっこいいって言ってくださりありがとうございます😭✨ (10月14日 8時) (レス) id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - サナさん» 一世紀後くらいですかね!?(は)冗談でも嬉しいです、ありがとうございます🥰 (10月14日 8時) (レス) id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:´むぅ` | 作成日時:2023年5月31日 10時

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