18. 妖力 ページ20
光る玉の中に入るとエンマさんの宮殿に繋がっていた、多分瞬間移動出来る玉?だ!
未だにエンマさんは私の手を握りながら、優しく引っ張っている。
私の部屋に向かってるのかな…?
するとエンマさんはぴたりと動きを止め此方に顔を向けた
エンマ「…A」
『…?』
エンマ「心配した…」
そう云うと、そのまま私の方へと倒れ込んできた。
『…きゃ!?』
最初は受け止められてたものの、急にどっと体重を掛けられ力が無い私は後ろにぐいぐいと押され倒れかけていた。
エンマ「……」
『エンマさん…!倒れちゃうよ…!』
エンマ「………」
『エンマさん…?』
やけに静かなエンマさんに違和感を感じて、慌てて顔を覗くと目を瞑って脱力しているエンマさんが居た。
気が抜けてしまったのか、エンマさんはそのまま横に倒れて行ってしまった。
『エンマさん…!?』
床に着く前に白い手が伸びてきて、エンマさんを抱き上げた。
ぬらり「大丈夫ですよ、Aさん。」
『…!ぬらりさん…!』
ぬらり「少し妖力を使い過ぎただけでしょう。」
『人探すだけで妖力尽きるんですか?』
ぬらり「あぁ…実は、この方…」
エンマ「ん"…」
ぬらりさんが話そうとすると、エンマさんが苦しそうに唸り始めた。
ぬらり「…いや、この話は後程にしましょう」
『…?あっ…!そうですね、今はエンマさんを…!』
ぬらりさんは歩き出すと私に視線を送ってきた。着いて来いって意味だろうと解釈して、私は慌ててぬらりさんの後ろを着いて行った。
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サナ - ´むぅ`さん» 凄いですね(笑) (11月26日 13時) (レス) @page32 id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - サナさん» 森林化してますね、多分👍✨ (11月23日 0時) (レス) @page32 id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
サナ - ´むぅ`さん» それ、もぉどっちも死んでんじゃないですか!(゜ロ゜;ノ)ノ(笑) (10月14日 22時) (レス) id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - 彩華姫さん» 本当ですか…私のこんな文才でもかっこいいって言ってくださりありがとうございます😭✨ (10月14日 8時) (レス) id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
´むぅ`(プロフ) - サナさん» 一世紀後くらいですかね!?(は)冗談でも嬉しいです、ありがとうございます🥰 (10月14日 8時) (レス) id: 2c6b8de15a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:´むぅ` | 作成日時:2023年5月31日 10時