第6話・東の海 ページ8
「どうしたの！？」
大きくドアを開け放つナミに続き、歩きながら入ってくるレオ
その後ろからウソップ…ルフィ…ゾロ……は外で寝ているようだ
彼女達の目に映ったのは、顔が真っ赤な顔のまま倒れているA
そして、そんなAをゆすっているサンジ
「ナミさん♡♡Aちゃんが！」
「サンジ君！A！！一体どうしたの！？」
「うぉ！きれーに伸びてるな！！」
全身から力が抜けて、魂が身体から出ているようだ
それをみたレオはバックから何かを取り出した
「はぁ……A〜、サンドイッt」
『サンドイッチ！！！！』
「飯ーー！！！！」
好物に反応し突進するA、飯に反応し飛びつくルフィ
レオはルフィとA、2人分の体重を受け2人共々後ろへ倒れ
ゴンっと鈍い音がした
「痛っ！？ルフィ！お前のじゃねェよ！」
『うっまぁ！！』
「ずりぃぞ！！A！！」
「ルフィ！！作ってやるから、Aちゃんから離れろ！」
「おいおい！ルフィをこっちに飛ばすなァ！！」
「おい！！A！！俺の上から降りろ！！」
一気に騒がしくなった船内、暴れ回る仲間達
しかし数分後には皆、大きなたんこぶを作り
ナミの前で正座をしていた
「はぁ…で、何があったの？サンジ君、A」
「そうだった……俺らそれを聞きにきたんだった」
『……サンジ君が可愛かったから』
「…」
「はい。かいさーん」
「「賛成ー」」
小さくため息をつき、呆れながら出ていく船員達
バタンという扉の閉まる音
あっという間に船室には、床に座り込んだ2人だけになった
『聞いたのはそっちじゃん…』
「…」
『…？大丈夫？サンジ君』
「……Aちゃん…」
何か考え込んだまま、しばらく扉を見つめて動かなかったサンジ
Aに名前を呼ばれやっと気がついたようだ
『どうしたの？』
「あァ、いや…何でもないよ」
『そっか』
柔らかい笑みを浮かべ、サンジを見るA
その彼女のピンク色の瞳は穏やかなものだった
『…これからよろしくね。サンジ君』
「…あァ、よろしく。Aちゃん」
そう言って綺麗な青年の笑みを見せたサンジ
こちらに向けられる優しい蒼い瞳
『……は？好き』
「あぇ！？Aちゃん！？」
『惚れるッ！惚れたッ！！好きィ！！！』
「ねぇ、レオ…大丈夫なの…？」
「ほっとけ」
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ruka40983988(プロフ) - きな粉もち猫さん» こちらこそです！応援してます！ (8月19日 0時) (
レス) id: 0653f385d5 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉もち猫(プロフ) - ruka40983988さん» コメントありがとうございます！！とても励みになります！！更新頑張ります(*'ω'*) (8月19日 0時) (レス) id: 8ffe08dcc0 (このIDを非表示/違反報告)
ruka40983988(プロフ) - 今投稿されている所まで読みました！！とても素敵な作品で、ページをめくる手が止まりませんでした笑最高です！！更新楽しみにしてます✨ (8月18日 22時) (レス) id: 0653f385d5 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉もち猫(プロフ) - Fさん» コメントありがとうございます！！！更新頑張ります！(￣^￣)ゞ (8月1日 18時) (レス) id: 8ffe08dcc0 (このIDを非表示/違反報告)
F - サンジさん大好きなので嬉しいです。( *´艸)赤面可愛いんだろうなぁ。更新楽しみにしてます‼️ (8月1日 15時) (レス) @page4 id: 19cc797338 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きな粉もち猫 | 作成日時：2023年7月26日 0時
