第22話・謎の少女と龍 ページ24
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突風をうまく使ったメリー号は、スムーズに海の上を進んだ
しかし、丁度海軍の船が見えなくなった頃
辺りを見回したゾロはある事に気がつき口を開いた
「あぁ？さっきからこの船全然動いてねぇ気が…」
「確かに……ん？」
辺りがシーンと静まり返り、風もない
波も水平に奥まで続いている
いわゆる“凪”のような状態だ
「…あぁぁぁぁ！！！嘘だろォォォ！！」
『…ナミちゃん！ここ
「本当！？！あんた達！呑気なことしてないで早く帆を畳んで船を漕いで！！」
「何慌ててんだ？お前等。漕ぐってこれ帆船だぜ？」
「そうだよぉ……何でわざわざ海軍の待ち受ける海域に戻るんだよ」
「別に海は静かじゃん」
「んなこと言ってる場合じゃねぇんだってェェ！！」
「レオの言う通りよ！！！」
ありえないほど音が聞こえない海
辺りにはメリー号で騒ぐ皆の声だけ
それは
そして_____
『あ…』
「何！？A！」
『来た』
ゴゴゴと海面、船が揺れ“海王類“によって持ち上げられる
そう、
「あぁァァ！！もう無理ぃぃ！！」
そう涙目になりながら叫び声を上げるレオ
結局元の海に戻る事は出来るが…
「よーし！戻るぞぉ！！！」
《ハックション！！！》
「「「「「『あァァァァァァ！？！？！？！？』」」」」」
くしゃみをさせ船を吹っ飛ばしたので
とてもメリー号に負担がかかる帰り方をしたと思う
『ほら、もういないよ』
「……」
『はぁ…』
「大丈夫かい？Aちゃん♡」
『うえっ！？きょ、距離！！近い！好きぃ！』
「うぉ♡！？」
「いだっ！？！？いや！！ねぇ！俺の心配は！？！？」
「とっても仲良しなのね…」
「アピス、お前はあんな風になるなよ」
「はぁ…そこ！イチャつかない！」
『え？照れる〜』
「きっもw」
『は？』
ぎゅぅとサンジを抱きしめるAを煽ってしまったレオ
そのせいでもう一波乱あったが
『ごめんねサンジ君。大丈夫？』
「あァ、君になら何をされても大丈夫だよ♡Aちゃん♡」
『ん“ん”…』
無事にナミとウソップによって平和に終わった
麦わら一味は元の目的である”軍艦島“へと船を進める
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ruka40983988(プロフ) - きな粉もち猫さん» こちらこそです！応援してます！ (8月19日 0時) (
レス) id: 0653f385d5 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉もち猫(プロフ) - ruka40983988さん» コメントありがとうございます！！とても励みになります！！更新頑張ります(*'ω'*) (8月19日 0時) (レス) id: 8ffe08dcc0 (このIDを非表示/違反報告)
ruka40983988(プロフ) - 今投稿されている所まで読みました！！とても素敵な作品で、ページをめくる手が止まりませんでした笑最高です！！更新楽しみにしてます✨ (8月18日 22時) (レス) id: 0653f385d5 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉もち猫(プロフ) - Fさん» コメントありがとうございます！！！更新頑張ります！(￣^￣)ゞ (8月1日 18時) (レス) id: 8ffe08dcc0 (このIDを非表示/違反報告)
F - サンジさん大好きなので嬉しいです。( *´艸)赤面可愛いんだろうなぁ。更新楽しみにしてます‼️ (8月1日 15時) (レス) @page4 id: 19cc797338 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きな粉もち猫 | 作成日時：2023年7月26日 0時
