第19話・謎の少女と龍 ページ21
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「ッ！いったぁい！！」
「んぐぉぉ…！」
船内へ運び、数十分
謎の少女は勢い良く飛び起き、頭をウソップの顎に強く打ちつけた
激しく痛そうに大声を出すところから見て意外と元気そうだ
「あら、思ったよりも元気そうね！…痛いところない？」
「腹減ってるだろ、今スープ作ってるからな」
キョロキョロと船内を見渡す少女
少し安心したように頬を緩めていた
「難破でもしたの？危ないところだったわ。名前は？」
「………人にものを聞くときは自分の方から名乗るものよ」
「……ふふ……そうね！私の名前はナミよ」
そう言ってナミは周りにいる船員達を紹介し始めた
『UNO！』
「あぁぁぁぁ！！！！！」
『オラァ！きたァァァ！！』
「で、あのうるさい男がレオ、あっちがA」
「『よろしく〜』」
紹介された2人は小さく少女に手を振る
そんな調子で最後にこの海賊船の船長、ルフィが自己紹介すると
「えぇぇぇぇ！？海賊ぅぅぅ！？！？」
と叫んだきり、動かなくなった少女
顎が外れたように、大きく口を開けたまま止まっている
「……どうしたの？」
「…動かねぇぞ？」
「どうすんだ？この子供」
「うーん……そうだなぁ、どうしよっかなぁ……」
「………明日考えよう！」
．
．
その日の夜
『ん？』
何か飲み物を飲もうとキッチンへ向かうA
普通ついてないはずの電気がついている
ｶﾞﾁｬ
「！Aちゃん♡」
「A〜！」
「！」
『あ、サンジ君とルフィ君』
「どうしたんだい？何か用かい？」
『ん〜、飲み物貰おうと思ってさ』
「そうか、じゃ、座って待っててくれ」
『ゔ…うん……』
微笑むサンジにやられそうになりながら
スープを見つめる少女の隣に座った
『顔色良くなったね〜、ご飯食べないの？』
「…」
首を左右に振る少女
不安げな表情でスープを見つめ続けている
『そっか………でも、早く食べないとルフィ君が全部食べちゃうよ？」
「お？食わねぇならもーらおっと！」
「……ダメ！！」
「あ、あり？」
伸ばされたルフィの手を払いのけ
勢い良くスプーンを使わずに飲み干す
「！美味しい！！」
「あったりめぇだ！サンジはオレが選んだコックなんだぜ！」
「こんな美味しいの初めて！！！！」
『んはは、可愛い〜』
少女の表情は明るく、笑っていた
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ruka40983988(プロフ) - きな粉もち猫さん» こちらこそです！応援してます！ (8月19日 0時) (
レス) id: 0653f385d5 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉もち猫(プロフ) - ruka40983988さん» コメントありがとうございます！！とても励みになります！！更新頑張ります(*'ω'*) (8月19日 0時) (レス) id: 8ffe08dcc0 (このIDを非表示/違反報告)
ruka40983988(プロフ) - 今投稿されている所まで読みました！！とても素敵な作品で、ページをめくる手が止まりませんでした笑最高です！！更新楽しみにしてます✨ (8月18日 22時) (レス) id: 0653f385d5 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉もち猫(プロフ) - Fさん» コメントありがとうございます！！！更新頑張ります！(￣^￣)ゞ (8月1日 18時) (レス) id: 8ffe08dcc0 (このIDを非表示/違反報告)
F - サンジさん大好きなので嬉しいです。( *´艸)赤面可愛いんだろうなぁ。更新楽しみにしてます‼️ (8月1日 15時) (レス) @page4 id: 19cc797338 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きな粉もち猫 | 作成日時：2023年7月26日 0時
