第16話・ローグタウン ページ18
「もし！噂が本当だったら！きっと！これが導いてくれるわ！」
『怪しい商人から買ったのに？』
「…私の勘が正しいって言ってるわ！」
「勘かよッ！」
キラキラと照明の光を反射させる半透明の宝石
その様子は不思議な魅力がありじっと見入ってしまう
「そう言えば貴方達…一応2億の賞金首よね？早く逃げたほうがいいんじゃないかしら？」
「え！？いつから知ってたんだ！？」
「それは内緒！凄腕の海兵もここにはいるし…そろそろ嵐が来るわ！」
「は！？やばいじゃねぇか！行くぞA！」
『え！？ちょっ！』
いきなり片腕をぐっと掴まれ、店の外へと引っ張り出され
腕が抜けそうなほどの力の強さでズルズルと引き摺られていく
レオは御礼も言わず走って行くつもりらしい
『ルティさん！ありがとうございましたぁ！！』
「えぇ、気をつけて！」
『はぁ〜い！』
引っ張られている反対の手でしっかりと買った物を抱えながら
全速力で走るレオの速度について行く
すっかり雨模様でゴロゴロと雷が鳴っている空
何となく空気もどんよりと重く感じる
「取り敢えずルフィを探さなきゃいけねぇ！！」
『どこにいるか検討はついてるn』
ドカァァァァン!!!
「あの雷が落ちたとこだ」
『……行く？』
「…いやメリー号で合流するぞ！」
『うわっ！？』
路地裏へ向かって横にグッと引っ張られる
ついさっき落ちた雷と同時に、大雨が降り始め視界がとても悪くなった
路地裏からなら、さらに海兵の目に入らずメリー号に素早く行けると判断したのだろう
しかしレオは通りに出る直前でいきなり止まった
『どうしたの？』
「海兵がクソ多いんだよ…」
「麦わら一味と行動していると情報が入っている！」
「“黒神”と“白神”もいるはずだ！！探せ！！」
『えぇ……』
そう簡単には行かせてくれないらしい
さっきの騒ぎのせいか知らないが、彼方此方に海兵が沢山いる
一々戦っていては、時間を取られてしまうだろう
「おーい！兄さん姉さん！」
反対側から手を振る大勢の子分達
「ここは任せて！行っちゃってください！」
「！ありがてぇ！」
「姉さん！また“あの人”の話！聞かせてねー！」
『あぁ…うん』
子分達を他所目にレオはAを連れて走り出す
海兵はしっかり気づいたみたいだったが
無事に子分達に邪魔されたようだ
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ruka40983988(プロフ) - きな粉もち猫さん» こちらこそです！応援してます！ (8月19日 0時) (
レス) id: 0653f385d5 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉もち猫(プロフ) - ruka40983988さん» コメントありがとうございます！！とても励みになります！！更新頑張ります(*'ω'*) (8月19日 0時) (レス) id: 8ffe08dcc0 (このIDを非表示/違反報告)
ruka40983988(プロフ) - 今投稿されている所まで読みました！！とても素敵な作品で、ページをめくる手が止まりませんでした笑最高です！！更新楽しみにしてます✨ (8月18日 22時) (レス) id: 0653f385d5 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉もち猫(プロフ) - Fさん» コメントありがとうございます！！！更新頑張ります！(￣^￣)ゞ (8月1日 18時) (レス) id: 8ffe08dcc0 (このIDを非表示/違反報告)
F - サンジさん大好きなので嬉しいです。( *´艸)赤面可愛いんだろうなぁ。更新楽しみにしてます‼️ (8月1日 15時) (レス) @page4 id: 19cc797338 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きな粉もち猫 | 作成日時：2023年7月26日 0時
