夢日記【ONE PIECE】 (ページ4)

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彼はまた流れ着いていた。

景色が変わらぬこの場所では、時間感覚がないに近しく

何日経ったかも分からない

『運がいいなぁ、お主は』

ﾙﾌｨ「そうかぁ？」

『普通の人間がここに来れるのは一生に一度も危ういほどだ』

ﾙﾌｨ「へぇ〜」

興味なさげに相槌を打つ少年

何故寝たのかを聞くと大渦に遭ったそうな

その時に樽に隠れ、寝てしまったと。

『ふむ、やはりお主は……』

好奇心旺盛な少年は島のあちこちを走り回る

そんな彼を見ながら呟いた

『お茶出すぞ、何か食べるか？』

ﾙﾌｨ「肉！肉は！？」

『おぉ、肉か。いいぞ。とってくる』

ﾙﾌｨ「おぉぉ！！！肉！！おまえいいヤツだな！！」

『ははは』

砂浜からふわふわの土の上を歩き

森へ足を踏み入れた

肉がなっている木を探す

『ここか………あった』

オレンジ色の葉に、骨付き肉がなっている。

それを何個かもらい、少年の所へ戻る

しかし、

『……帰ってしまったか…』

そこには誰もいない。

島にも意識の流れがないので本当に帰ってしまった様だ。

『肉をもう少し取って来ておこうか。彼のために』

少しの寂しさを感じながら

彼女はもう一度森へ入って行った。