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49話 ページ3

No side





『つ、疲れた……。』


あの後即刻パソコンを片付けて速攻でベットへ仮眠させてきた夢主はあんなに饒舌な絵心は見た事がなく、何だか焦りと同時に罪悪感も感じていた。…今度カップ麺でも買うか……。
夢主の歩いている場所はトレーニングルーム付近。気を取り直した夢主は早速仕事に取り掛かろうとタブレッチとスポドリを持っている。複数人に渡せるようにカゴもセットだ。













ガコンッ ガコンッ ガコンッ









『(……ん?)』



少し通り過ぎた所から機械音が聞こえる。いや、トレーニングルームなんだから音がするのは当たり前なんだろうけど、それにしてはかなりペースが速い。そういえばモニター室にいた時の近くでそれ(機械音)と同じようなのを聞こえた。



『(オーバーワーク?)』




そう考えると行動へ移すのは速く。部屋へ入ると声も荒げず静かにトレーニングをしている1人の選手がいた。



















『………はぁ、糸師君。それ以上やるとオーバーワークと決めるよ。』

「ッッ…!?…お前……何でここにいる。」

『マネージャーだから以外に理由なんてあると思う?』

「チッ、出て行け、お前には関係ない。」

『…初めて会った時も関係ないって言ってたっけ(ボソッ




じゃあスポドリをせめて飲んで。これはお願いじゃなくて自分の為だから。スポドリ余分に持ってきて重かったんだよね。だから、貰って。』


少し真面目にそう言えば動きを止めて不本意そうな顔をしながらも受け取って飲む。喉はやっぱり乾いてたのか。





「…ふん、ぬりぃ。もっと冷えたもん持ってこいよ。」





ピキッ






『…はぁ〜、見た目はともかく性格は冴君の方が優しいよ。まさか君、昔も性格はそんな感じなの?』



















「…あ゛?」







あっ、やべ。こっち()も地雷だった。

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シア - 最新待ってます‼︎ (9月17日 1時) (レス) @page5 id: 5afea0a2a0 (このIDを非表示/違反報告)
りす(プロフ) - 続編おめでとうございます!自分のペースで頑張ってください!応援しています! (8月21日 5時) (レス) @page5 id: 6cf6d64f42 (このIDを非表示/違反報告)
Akal(プロフ) - すみません、オリジナルフラグ立ってますよ。この作品は、二次創作ですよね。 (2023年4月11日 17時) (レス) id: 5bb5794148 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅葉 | 作成日時:2023年4月11日 15時

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