初めての学校 ページ10
「僕が呼んだら入って来てね」と五条さん……五条先生に言われ廊下で待ちながら大福を頬張る。甘い、糖分最高…。昨日のお昼に食べてから何も食べてなかったから糖分が体に染みる。やはり甘い物は正義である。
あの部屋を出た後、シャワーを浴びた。取り敢えず分かった事が一つあって。…未来ってすごいね。
五条先生が用意してくれていた呪術高専の制服は、私の隊服を少し変えたような物だった。ただ大きく違うとしたら服の素材と羽織かな。素材としては隊服の方が良かった。まあ、あの隊服の素材は特別だったからね。これは仕方がない。羽織は元はカナヲとお揃いの物だったけど、ポンチョ？とかいう可愛らしい洋服に変わっていた。大きなフードも付いていて、かなり気に入った。
あと、高専医師の家入硝子さんという方に怪我を治してもらった。とにかくすごかった。うん。反転術式というらしい。…なんですかそれは？
ところで医学に関わる人は全員美人じゃなきゃいけないのだろうか。しのぶ様や珠世さんも物凄い美人だった。硝子さんも美人でした。……世の中理不尽過ぎる。私に美しさを分けてくれ。
心の中で世界への文句を言いながら私は５つ目の大福を食べる。ちなみにこの大福は五条先生の奢りである。まあ、私お金ないから何も買えないんだけどね。
五条先生に「お腹空いてるでしょ？好きな食べ物とかあったらそれ買ってくるけど」と言われた私は即『大福』と答えた。何回も朝ごはんだけどいいの？って聞かれたけど私は大福が食べたかったんです。大福さえあれば人は生きていける。
突如ガラっと目の前の扉が開いた。そこからヒョコっとこちらを覗き手招きする五条先生。
「A入っておいで」
『何で馴れ馴れしく私の名前呼んでるんですか。はっ倒しますよ』
「いや、君僕の生徒だから」
『理由にしては雑すぎでは…？』
食べかけだった大福を口の中に放り込み、教室へと一歩足を踏み出し＿＿＿＿
ｶﾞｯ
『ひぇっ』
横から飛んで来た槍が壁にぶっ刺さった。ビーンッ…と高速に揺れるソレを見ながら私は思う。
学校って忍者屋敷だったんだね…。←
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ゆゆ(プロフ) - 小春日和さん» 面白いです！！更新ありがとうございます✨ (7月11日 20時) (
レス) @page23 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)
小春日和 - ゆゆさん» 返信遅くなりました！めっちゃ褒めてくださって嬉しいです！更新停止にならないように頑張りたいです！ (7月11日 19時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 面白い！......でも更新されてないの残念...泣 何回も読み直してます！最初に言ったとうりめちゃめちゃ面白い作品で語彙力も高くて！続き...書いてくれたら嬉しいな... (6月8日 16時) (レス) @page21 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)
小春日和 - みーさん» あたたかいお言葉心に染みます。ありがとうございます！頑張って更新していきます！！ (2022年7月28日 8時) (レス) id: 659926ff91 (このIDを非表示/違反報告)
小春日和 - ( ･´ｰ･｀)どやｗさん» ありがとうございます！私、文才分けてほしいって言われたの初めてです。めっちゃ嬉しいです！！ (2022年7月28日 8時) (レス) @page11 id: 659926ff91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春日和 | 作成日時：2022年5月5日 14時
