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貴「えっ〜
まかさ同じクラス。
私、なんで覚えてないだろう
転校しちゃった子がいたけど、ごめん
ね、これも失礼だね」

目「気にしないでいいよ、十年も経っ
てるし、誰も覚えてないからよ」

しっかり記憶があるのは、俺が当事者
なのと、もう一つ忘れられない事が
あるからだよ


俺はあの当時保健委員をしていて、転
んで膝を擦りむいた女の子を、保健室
に連れていったんだ


膝を擦りむいて歩くのが難しそうで
俺の肩に手を添えて歩く事にした
ちょっと見てたけど、何でもないとこで
転んで、ちょっとドジポイとこが可愛い
とか、近い距離に内心はドキドキとした
りして、恋と呼べるもんじゃないけど
ときめきは感じてた


「目黒、って誰?」


教室の後ろのドアにもたれながら
見るから先輩とわかる着こなし、この
学校で誰もが知る人が、俺の名前を呼
んでいる

怖いとかの噂ではないけど、兎に角
凄い人気で彼の周りには、いつも沢山
の人が集まって、所詮は1軍と呼ばれ
る人で、その中でも真ん中にいる人

目「俺っす、けど」

三年のそれも学校中の人気者の登場に
ざわつき始めた教室をでて、歩くその
人について行く


「目黒、お前、何やったんだ」
「うわ〜、もう、これは血の雨が……」


降らないからね、そう思ってるんだっ
たら、助けようとか……お前らいきなり
他人のふりとかヒドくない?


何なら目黒違い?
なんて、往生際悪く思いながら何で?


と一番思ってるのは、当の本人の俺の
方なんだけどね

3→←同期、目黒蓮



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作者名:kakasi | 作成日時:2024年1月8日 20時

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