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舘「じゃ、始めよう
ラウ、悪いけど俺らも仲間に
入れてもらうから、グラス持って来て
くれるかな」
ラウが席を立つと一緒にさくらも席を
立ち、二人で楽しそうに話しながら
厨房の中に消えていく
コ「何か二人いい雰囲気やな、フリー
や言うとったのに、なんやな。裏切ら
た気分」
年下で可愛いの認識で特に意識してな
かったさくらを、ただ一途に思ってた
ラウ君の粘り勝ち……ってとこかな
さくらの側に居続けたの……ラウ君も辛
い時とかあった筈なのにね
“だって私は途中で逃げてしまった“
コ「まさかAまで実は付き合っ
てる人がいてたなんてないやろな」
残念ながら？そんな予定は全くありま
せんから、私にはあんなに一途に思っ
てくれてる人なんて……いない
阿「俺の隣の空いてるよ。早くA
も座りな。乾杯はビールで、あっ、
そうだ飲めないんだったか」
貴「うん、ありがとう。でも乾杯はする
からビール、少しでいいからね」
私がお酒が苦手な事を、ちゃんと覚え
てくれてた阿部ちゃんの優しさが凄く
嬉しいな
目「A、この辺の料理適当に
取り分けてるから、早く座ろう「ズル
俺の隣がAやからな、めめはお向
いに座りなや」
目「コージ、それはお前だろう。向井
はコージてね」
一瞬、この間？……ここは笑うとこ？
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作者名：kakasi | 作成日時：2024年1月8日 20時
