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「おはよう、A」
「おはよう 春奈」
小学校から仲の良かった日野春奈
三校が集まった中学で、奇跡的に同じ
クラスになれた
「笹木さんと一緒に登校してしてた
先輩凄い格好いいね」
「もう、知らないの深澤辰哉先輩
バスケ部のエースで学校一の有名人
じゃん」
「あっ、聞いたことがある。今の先輩
がそうなんだ」
「それに渡辺先輩に佐久間先輩も合流
してなかった。羨まし過ぎるね」
何それ？バスケしてるのは聞いてたけ
ど、深澤違いじゃない？
他にいるのか知らないけど
「いいな〜、先輩とあんな近くにいれ
て、私も頭ポンポンされたい」
無意味に頭を撫でられて、弄られてた
だけなのに、何がポンポンよ！
そんなの今すぐにでも代わって上げち
ゃいますよ
春「ふっか先輩って、相変わらずだ
ね」
それはそうだけど、私にはいつもの
たつ君だけど、周りの空気も環境も
今までと違ってる
春「Aもふっか先輩から卒業し
ないとね」
そっか！その手が！あったよ
気がつけよ私！
春「ちょっと、A、聞いてる？
Aが心を入れ替えて、駄目だ
もう、聞いてないよ。ちゃんとふっか
先輩に話してよ」
貴「うん、わかってる」
絶対にわかってない……大丈夫かな
何か誤解して……おかしな事にならない
よね……by春奈
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作者名：kakasi | 作成日時：2024年1月8日 20時
