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そこそこの広さのここ
を貸し切りなんて、凄い太っ腹
何人なのかわかんないけど、私達だけ
じゃ申し訳ないんだけど、
翔「いや、遅れたわ、手際よくしてん
のに、定時帰りは中々厳しいわ〜
わあっ、本当にAいるんだな
よお、久しぶりだな」
何、この塩顔イケメンは、私と知り合
いなんだよね……最近記憶がね
いや、違うのよ、まだ若いんだけどね
段々と辰くんと過ごしてた子供の頃の
事が、凄い過去の事になった様に感じ
ているんだよ
翔「ぐわぁはは、本当に俺の事わかん
ないんだ、あんなに俺の事が好きだっ
たのにな」
顔に似合わず豪快に笑う人なんだ
何か口元が……ん゙〜?
某キャラクターぽくて、この特徴的な
笑い方の人は?
貴「翔太くん、何でもいるの!」
過去と現在は当たり前だけど、当然
繋がってる訳で、一瞬で子供の頃が蘇
えってきて、つい叫んでしまった
貴「もう、どさくさにまげれて、嘘言
わないで下さい」
あの当時の辰くんに対して、私の気持
がモヤモヤと晴れなかったのは、小さな
時から辰くんは私とって、特別な存在
たったからだ
翔「はははあっ、俺はずっとA
は特別だったんだけどな、今だから言
っちゃうけど。アピールさえもさせて
もらえなかったんだから、今からしっ
かりしてこうかなって思ってる訳よ」
いけない、いけない、イケメンは
サービス精神旺盛(偏見+思い込み)
でも心拍数がトンでもない速さなのが
自分でもわかる
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作者名:kakasi | 作成日時:2024年1月8日 20時