今日:1 hit、昨日:41 hit、合計:14,562 hit
小｜中｜大
新人 ページ25
さ「おはよう、A」
会社のエレベータに向ってると、偶然
さくらと会えて、それだけで何だか
嬉しかったりする
だってね〜希望通りの部署に配属され
たっていうのに……辰君のいる総務部
気持ちも足取りも重くなっちゃう
貴「おはよう、さくら。さくらは受付
だよね。会社の顔だね」
さ「本当は総合職を目指してるんだけ
ど、ますは社内構図とか、社外の関係
を知れるしね、経験しとくのも良いか
なと思ってね」
少し意外にも思えるけど、さくららし
いと言えばそんな気がする
辰「おはよう、新入社員さん。わから
ない事あれば何でもきいてね〜
Aは俺と同じ総務課だからね
あれ〜、俺がいるの知ってたの」
知らないから！知らなかったよ！
知ってたら絶対に志望してない
何ならここにいなかったかもだよ
気持ちを重くする張本人に、ここで
会うレアさにちょっと引いてる自分が
いる
辰「Aが、社会人になった
お祝いをしたいんだ。研修グループの
皆も誘って、今日の夜とか都合ついた
りするかな」
さ「私もいいんですか？Aも
勿論行くよね」
本心では何で突然！と思うけど……
『行けません……』とは言えないよね。
さくらさんの圧が強い
辰「Aを連れて行きたい店なん
だ、Aもいい？」
貴「うん」
入社祝い……辰くんは私が今、ここに
いる事を喜んでくれてると思っていい
ってことだよね
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 146人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kakasi | 作成日時：2024年1月8日 20時
