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山登り ページ21
佐「皆さんおはよう
ございます。昨日はよく眠れた？
ちょっと早い出発は、きつかった人も
いるかな。天気も良くて最高の山登り
日和になりました」
あの後何だかんだと話が弾んで、ベッド
に入った時は、午前二時を回ってたけ
ど、その後も中々寝付けなくて、ちょ
っと寝不足かも
さ「きちんと整備されてて、天気も
いいし、なんか楽しみになってきたね」
佐「ハイキングコースはきちんと整備
されてるから、無理のない様に自分の
ペースでいいからね．猪とか鹿の遭遇
もあったりするから、注意してね」
「じゃ、熊とかいたりしますか」
佐「う〜ん、無いとは言えないかな」
猪も鹿も怖いけど、熊なんてもう
逃げれないんじゃない？
佐「な〜んて、可能性はあるけどね
確率的には低いよ」
コ「俺等どのコースにする。アップダ
ウンがキツイと、早く頂上につくし
緩やかだとちょっと時間がかかるみた
いやけど」
「いたいた、ふっか、探してたんだよ
昨日も早く帰っちゃうしさ、一緒に行
こうよ」
ふう〜ん、いかにも女子力ありそうな
辰くんの好きそうなタイプ？
爽やかな朝には似合わないバッチリ
アイメークに、鮮やかなピンクのリップ
帽子から見えてる長い髪は、後ろに
一つに束ねられてるけど、どれだけ朝
から頑張ったんだ！と思える程にクル
クルに巻かれている
そう、腕とか組んじゃうんだ〜
何がどうとかじゃなくて……私これから
大丈夫か？
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作者名：kakasi | 作成日時：2024年1月8日 20時
