今日:71 hit、昨日:41 hit、合計:14,632 hit
小｜中｜大
5 ページ12
さ「ねえ、ねえ
Aって彼氏とかは？」
さくら、今、レセプション中ですよ
皆に聞こえてるし、なんか皆、耳が
ダンボになってない？
貴［居ないよ」
さ「ええっ〜、私も別れたばっかなん
だよね。彼が大阪配属になっちゃって
ね、同じだね」
貴「へえ〜、そうなんだ」
そうだよね、美人だしそれ以上に強さ
とか、生きる力を感じる
さくらとは今日会ったばっかりだけど
人を惹きつけて、魅力する華がある
さ「Aはどんな人がタイプ」
貴「好きになった人がそうかな〜」
な〜んてね、もっともらしい事言っち
ゃってますが、彼氏居ない歴、実年齢
つまり、今までの私の人生で彼氏と
呼ばれるものは、ただの一度存在して
居ない
辰くんと喧嘩してしまって、意地もあ
って、本当に徹底的ニ無視してる間に
辰くんは高校生になった
高校生になった辰くんは、髪色は明る
くなり、耳にはピアスが光っていた
あの当時の辰くんは、もう雲の上の様
に格好良くて……でもちょっとチャラ男
が入ってて、でも中身は辰くんでたま
に会うと、きちんと話し掛けてくれて
いた
でも、でも、でも！！！
見かける時はいつも女の人が一緒で
それも毎回違う！
思い浮かぶのは無邪気に笑いあった
幼い日々……
どうして……私だけを置いてけぼりに
一人で大人にならないで……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 147人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kakasi | 作成日時：2024年1月8日 20時
