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「ふっか、おはよう」
「よう、ふっか」
「きゃ〜、深澤先輩おはよう
ございます〜」


次々に声を掛けられているたつ君

辰「おはよう〜」

気だるげでポワポワと、優しいいつも
通りのたつ君なのに


隣を歩く私は……透明人間?

入学したてでピカピカの真新しい制服の
私と違って、かなり短いスカートに
いい感じに着崩のずされたブレザー


声を掛けられる度に感じてしまう疎外
感と、たつ君との距離


2歳差なんて……今の私には大き過ぎる


“こんなたつ君なんて知らない“


翔「ふっか、Aもおはよう」
佐「あっ、そうかAと一緒なん
だ。急にふっかが朝一緒にいけないっ
から何かと思ったよ」


驚いている隣を見る……そっか
しょっぴーや佐久間さんと一緒に
行ってたんだ……たつ君だけじゃなくて
申し訳ない気になる


貴「佐久間いらないとこ言うなよ」
翔「そうそう、ふっかがAと
いたいだけ、相変わらず朝からお熱い
ことで」


辰「翔太」
翔「おおっ〜、こわ〜佐久間行こう」

佐「にゃす、じゃまたねA」

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作者名:kakasi | 作成日時:2024年1月8日 20時

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