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episode1 ページ1
「起きろ！」
朝の気持ちいい眠りの中、突如起こる
衝撃は半端ないよ
貴「なんなのよ、たつ君！
こんなのもう、暴力じゃない」
辰「ほれ、起きたな、下にいるから下
りてこいよ」
朝の弱い私、笹木Aは小さい時
から二個上の隣に住む深澤辰哉
たつ君に毎日起こして貰っていた
“もうちょっと優しくできない？
あれは蹴りだよ“
中学校へ入学以来、ほぼこんなやり取
りしてる私もダメダメだし、たつ君
んに甘え過ぎだよね
ぐう〜、もう余計にお腹すいたんだけど
関係無いか
「辰哉くん、いつもありがとう」
「もう、慣れっこなんで、ほら、早く
ご飯食べちゃえよ、置いていくぞ」
そう言って、優雅に暑いお茶をすする
なんか気取ってない？それにドヤ顔とか
誰に向けてんの
このやり取りも当たり前過ぎて……
もう、私は何もかも甘えすぎいた
これがいつまでも続くと、思っていた
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作者名：kakasi | 作成日時：2024年1月8日 20時
