雨女と深澤さんの妹 (ページ7)

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月「誰かに相談して
いたら、未来は変わっていたかも知れないですね。から回ってしまった糸も、すぐになら解くことも、できた筈だから」

変わってた未来……
彼と歩む未来、でもオタ活やってる今も
全然悪くはないから不思議だ

月「あっ、横アリ見えてきた」
貴「えっ、本当？どうしよう何だか急に
恥ずかしくなっちゃってきたよ
おかしくないかな？おかしいよね？」

みんなこの日の為に、推しの好みとされてるお洒落な服を用意してっるっていうのに、やっぱり無理かも！

月「頑張ってる努力は、メンバーも嬉しいだろうけど、結構仕事帰りとか、男性
も最近は多いから、全然大丈夫だから」

貴「ユーチューブとか見てね、私も
ペンライトとか振るんだって、夢見て
たのに、今日程雨女の自分を、恨めしく
思った事ないよ〜」

月「ペンライトは全然使っ下さいね
いつも持たされちゃうけど、私は使わないから」

そうなんだ、いいな〜
古参なファンの娘なのかな、それにしては応援はドライだな

貴「入口とか、同じですかね？
奇跡的に席が隣になる事はないだろうから、どこで降りたらいいかな」

月「このまま真っ直ぐで大丈夫ですよ
降りる所も同じなので、分からないと
思うから、私についてきてね」

貴「そうなんだ、ありがとう)

あれ？月奈ちゃんに私の席の事とか話した？

まあ〜、よく知ってる人が言うんだから
大丈夫か