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いただきます ページ35
何から何まで
おかしな事が起きている
朝から推しとコーヒー
ブレイクなんて…まだ夢の中にいるの？
ふ「はい、これここのスペアーキー
だから、俺はもう出かけるから、シャ
ワー使ってもいいし、自由にしてて」
滅相もございません！
高そうなこの〇〇ブルーのコーヒーカップ
割るなよ、私！
洗ったらもうすぐに、出て行きます
ふ「楽しみだな〜俺は好き嫌いとか
全然ないからね、今日も2公演なんだけど
できるだけ早く帰るからね」
深澤さんの彼女になったら、こんな感じに
甘い言葉を、毎日聞いていられるんだ
これは夢だから……
貴「あっ、痛たたっ、」
ふ「どうしたの、Aちゃん、大丈夫？」
ほっぺを引っ張ってみても、やっぱり痛い
し、目の前には変わらず推しがいる
心配そうに見つめられる瞳に、吸い込ま
れそうだし、頭もクラクラしてきた
もうキャリーオーバー寸前……そう思った時
手のひら……さっき貰った鍵？
昨晩はとんでも無い迷惑をかけてしまった
んだ。せめて美味しい料理を作ってあげなく
てはと思った
優しいこの人は凄く嬉しそうに、例え不味く
ても、美味しいと言ってくれるんだろう
“Aって料理上手だよな“
“なあ、早く一緒に暮らそう、そしたら毎日
Aの手料が食べれるのにな〜“
馬鹿だな〜何でこんな時に……思いだし
たりするんだろう
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作者名：kakasi | 作成日時：2023年9月24日 21時
