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照「アイドルが人を
好きになっちゃいけない
なんて、誰にもそんな事を言える権利な
んてないよな」
ふ「照は反対て言うか、やめろとは
言わないんだ」
照「ふっかってモテるのに、女運がなく
てしょうもない女に惚れて、利用されて
気がついたら悟りを開いてた」
しょうもない女は当ってけど！
まあ、恋は盲目、あれでもかあいかった
んだよ
照「それからのふっかはガッチガッチに鎧を着込んから、百戦錬磨のふりして
まじなチャラ男になった」
ヘラヘラ笑ってたら女の子は寄ってくる
し、後腐れない
真面目にデビューを待って……そんなの
いつなんだって、そんな日が来るか？
若かった俺のプチ情報
ふ「照はどうなのさ？あんま、自分の事
言わないよな」
照「俺はいいんだよ、て言うかふっかに
新しい出会いがあっただけ、今度は俺かも
しれないし、翔太かもこればかりは、神
樣でもわからないよ」
そうだよな……昨日までこんな事、考えもしなかったんだから……でも……
彼女はどう思ったんだろうか、目覚めた時に
横がめめたったら、もう二人は恋人どうしになれていたかも……
“たかし…行かないで…“
Aちゃんをベットに運んで、本当は(これ本当だよ)
ソファで休むつもりだった
それを思いとどまらせたのは、彼女の頬に光る涙と、俺のトレーナーの裾を
しっかりと掴んでいるAちゃん
の指を、その時の俺は、振りほどく事
ができなかったんだ
大失恋か……まだ現在進行で彼の事を
忘れられている訳ではないんだ
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作者名：kakasi | 作成日時：2023年9月24日 21時
