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月「たつ君
本気の恋愛とかいいと思う。アイドル
なんて言い訳もういいから、それって
結局一人って事だよ」
ふ「リアコ、本気にさせちゃうのが
俺だよ」
実際は本気になれないのが、虚像の中
で生きてる俺には、丁度いいんだよな
昨日はいきなり過ぎて、驚いたけど
彼女のもつ雰囲気がそうさせるのか……
彼女との時間は楽しいものだった
月「Aちゃんて美人でたつ君の
好きなタイプじゃない」
自分のタイプなんて、忘れちゃったよ
10代の頃好きだったあいつを、今好き
になるか聞かれれば、今ならなんとも
思わないじゃないかと思う
恋愛てもんは、やっぱりその時のタイミングが大きい
こ「ふっかさん、おかえり、なんや
飲み物買いに行ってたんじゃないんか」
やば！小道具忘れてるよ
これじゃ何してたんだって、なるよな
適当な言い訳考えるけど、焦ってるか
らか浮かばない！
岩「ふっか、ちょっといいか」
ふ「おおっ、照、なに？」
助かった！照さま、何でもお伺いしま
すよ
ふ「なに、照、フォーメーション？
打ち合わせ？遅くなってごめん」
照「ばか〜、何やってるんだよ、コージにつっ込まれてるじゃん。何も用は
ないよ」
あっ、じゃ俺が下手な芝居してんの バレてたか！この分じゃ察しのいい舘様
辺りも気がついてるかもな
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作者名：kakasi | 作成日時：2023年9月24日 21時
