ふっかの独り言 ページ21
こんな風に女性と
二人で過ごすのは何時ぶりになるだろう
ちまたではリアコなんて言われてるけど
全く健全で、彼女と言われる存在は、もう十年たらずできずにいる
当時付き合ってはないが、友人であり
一番近くにい女性
告白は俺からはしないから、大人な関係
以上は進む事はないが、彼女の気持ちは
勝手だか俺に向いていると、思ってた
でも……彼女は俺のジャニーズであるブランドが必要なだけだった
メンバー、Jr、デビュー組も含めて
俺と繋がっていれば、得られるであろう
事に、興味があるだけで、それは全く俺で無くても良かったんだろう
まあ、Jrではあるあるで、彼女はあから
様ではなかったが、出会いの場の提供は
随分とお願いされた
彼女の目的は“Jrと知り合い“
ただ自慢出来ればいい訳で、彼女との関係は良好だったが、段々と同期や後輩
がデビューしていき、仕事の質の違いを見せつけられ、同じ時間の共用は難しくなってしまう
そうなると彼女にとってのメリットもなく、段々と会わなくなり、彼女もハッキリとしない俺より、恋愛という舵を切ったようだった
俺がしっかりと彼女に向き合って、自分の気持も彼女の気持ちも、分かりあえて
いたら、どうなってたんだろう
俺の都合を彼女に押し付けて、独りよがりで、傷ついてりゃいいよ
まあ、所詮はB型自己中心的な俺だ
結果は変わってはいないだろうけどな
“ああ、スーツもシワになっちゃう
これは、もう不可抗力……だからね“
そう、俺の心の中で承諾して、彼女の
やわらかな頬に触れる
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作者名：kakasi | 作成日時：2023年9月24日 21時
