第63話 sk ページ14
それだけでピクンと阿部ちゃんの身体が強張った。
力はなるべく抜いてほしいけど、緊張するもんはするだろうしなあ。
とりあえず、焦らずゆっくりと、だ。
そっと力を込めてつぷりとナカへ侵入させたら、
「ん？」
思わず声を出したのは俺。
え、思ったよりすんなり。
こういうもんなの？
これなら阿部ちゃんも大丈夫かな、と表情を伺えば
「阿部ちゃん…？」
なんだか微妙な顔してる。
不安というか、なんというか。
やっぱり痛かった？
「変に、思ってるよね。」
「変？」
「久しぶりなはずなのに、こんなすぐ入って。」
あ、やばい、俺のさっきの反応気にしてる？
「佐久間と以外、シてないよ。」
うるんだ目で必死に訴えかけられる。
けど、
「え、あ、そういうこと？」
俺全然浮気とか考えてもなかったよ？
「だから違くて。
あの、朝に、」
「朝？」
「そう。
佐久間が来る前に、シャワー浴びて、」
えーっと、まさか。
「準備、したから。
佐久間にもちゃんと、気持ちよくなってほしくて。」
「まじ…。」
まじ…？
あの阿部ちゃんが、一人で後ろを…？
自分の指で…？
わーっ、見たい。
めちゃくちゃ見たい！
けどそれを今ここで騒ぐと雰囲気を台無しにするのは分かってるから、今度改めて見せてもらおう。
「そんなに俺のこと考えてくれてて、嬉しいよ。」
なんなら俺の顔が今デレデレし過ぎて無いか心配。
年上として、余裕ぶってキメたいところだけど。
でも阿部ちゃんがほっとした顔してるから、多分なんとかなってるはず。
その後はゆっくり指を増やして解し、十分とろけたところで俺のものを挿れる。
久しぶりの阿部ちゃんのナカが、俺をきゅうきゅうと締め付けてくる。
「はっ、ぁぅ…んっ」
奥へいけばいく程、阿部ちゃんの熱をもったような息が漏れて、それさえも艶っぽくて。
それから俺の顔隠さないでってお願いを聞こうと健気にシーツを掴んでるのがまたキュンときて。
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葉子(プロフ) - みなみさん» 今回はnbさんに活躍していただきましたー！とは言えfkさんは相変わらず自己犠牲の人なので、スタンス変わらずですが…。fkさんを甘やかせるのはやっぱりiwさんなんでしょうねぇ…。もうすぐ移行するので、次こそ幸せにしたいところです…！ (2021年1月16日 23時) (
レス) id: f3c5f4857a (このIDを非表示/違反報告)
葉子(プロフ) - (名前)vividさん» んへも愛の権利フィルターをつけていただいて（笑）向井さんが阿部さんに当たり強いの良いですよねぇ…（！？）そろそろ移行しそうですが、引き続きお付き合いいただけたら嬉しいですー！ (2021年1月16日 23時) (レス) id: f3c5f4857a (このIDを非表示/違反報告)
葉子(プロフ) - (名前)vividさん» リアルが過ぎるだなんて恐れ多いですが、そんな風に言っていただけるのは書き手冥利に尽きます…！そしてこのお話の後にそれスノ見てくださったんですね。あべさんのVTR中さくまさんほんと全肯定で楽しそうでしたよねぇ。気持ち隠せてない、すごく同意です（笑）向井さ (2021年1月16日 23時) (レス) id: f3c5f4857a (このIDを非表示/違反報告)
葉子(プロフ) - かおるさん» んなに暗いままのテンションで100話いくなあと思ってしまいましたが、やっぱりかおる様からのコメントの力が大きいんだろうなと思わずにはいられません。誰からの反応もなく永遠にこのテンションだといよいよヤバい奴になりそうなので（笑）本当に感謝しています！ (2021年1月16日 23時) (レス) id: f3c5f4857a (このIDを非表示/違反報告)
葉子(プロフ) - かおるさん» 騒がせ小説になっていて申し訳ありません…！でもそのコメントが可愛くて思わず笑ってしまった私です（笑）ゆり組はまだ大丈夫でした！そしてもうすぐ100話！気付いてくださってありがとうございますー！そうなんです、初めて100話にいこうとしています…。よくもまあこ (2021年1月16日 23時) (レス) id: f3c5f4857a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉子
| 作成日時：2021年1月4日 22時
