カルエゴ先生には奥さんがいるようで

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「それでは！女子会の特別ゲストのご紹介！」

「「「イェーイ！」」」

『Aです、よろしくね』

「Aさんが来てくれて嬉しいわー」

『いいのかしら〜？私があなたたちみたいな若い子たちと混ざっちゃって…』

「むしろウェルカム！」

「女悪魔の先輩としていろいろお話を聞かせて下さい！」

「とくにカルエゴ先生との馴れ初め！」

『あらあら』

あれからアブノーマルクラスと仲良くなったAは放課後イクス・エリザベッタに呼び出され女子会に混ざることになった

「2人は先輩後輩なんですよね？」

『えぇ』

「後輩からのアピールってどんな感じだったんですか！」

『後輩からっていうより彼だからかしら、私だけが知ってる彼が見えてドキドキしたわね〜』

「「「きゃー♡」」」

『ふふ笑、若いわね〜』

「カルエゴ先生って家ではどんな感じなんですか！」

『基本騒がしいのが苦手な人だからね〜、本を読んだり仕事をしたりしてゆったりしてるかしら』

(((仕事してゆったり…？)))

『機嫌が良い時は好きなワインを開けて2人でベランダで飲んでるわね〜』

「お、大人！」

「優雅で素敵〜！」

『ふふ笑』

「ち、ちなみにAさんはカルエゴ先生のどこが好きなんですか？」

「あ、私もそれ気になる！」

「ぜひぜひ聞かせて！」

『そうね〜、いろいろあるけど…』

ゴクリッ

『1番は私を特別な目で見てくれるとこかしら』

「「「きゃー♡♡♡」」」

『みんなもきっとそんな悪魔に出会えるわ』




「ヘクシュッ！」

「カルエゴ先生珍しいですね、風邪ですか？」

「いえ、大丈夫です」

「誰かが噂してるのかな」

「まさか、ただの迷信ですよ」

そのまさかである

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