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「こんにちは土井先生」
「こ、こんにちは…」
『…』
あの後土井先生から謝罪の文が届いた
内容は反省している、もう一度会って話がしたいとのこと
けど頑なに拒否して私は忍術学園に近づかないようにしていたのだが…
「うちのがワガママ言ってごめんね」
「いえ！私があんな真似したからいけない訳でして…」
組頭に捕まり首根っこ掴まれて連れてこられた
「ちゃんと二人で話し合いなさい」
『…』
「返事！」
『…チッ』
「減給…『わかりました！』よろしい」
(上司に舌打ち…しかもあの雑渡昆奈門に…)
「ごめんね本当、あとは若い二人でごゆっくり」
『見合いか！』
そんなやりとりを行い今は土井先生と二人きり
「えっと…先日はすみませんでした」
『謝っとけば良いと思ってません？』
「そんなこと！」
『私が何に怒ってるのかわかってます？』
「お茶に薬を盛ったことです…」
『違います』
「えっ！？」
『あなたに…裏切られたと思ったからです…』
「…」
『忍びの世界です、いちいちこんなことに反応してはならないとは思っていますが…私が好きだというならあんなことして欲しくなかった』
「藤峰さん…」
『先生は私が一夜の間違いを起こせば簡単に手に入る女だと思ってるんですか？』
「違います！決してそんなこと…」
『だったらあんな真似二度としないでください』
真っ直ぐ彼の目を見る
いつも見ていた優しい瞳だ
「焦ってあんな真似をしてしまいました…けど、あなたが好きな気持ちは本当です」
『…』
「誓ってもう二度としません、傷つけてすみませんでした」
そう頭を下げる土井先生
そんな彼の頭を私はくしゃくしゃと撫でた
「え？」
『いいですよ』
「！」
にっと笑ってみせた
あなたとは仲良しでいたい
この世界で仲間とはまた違う信頼出来る人だから
「へへっ」
『？』
「やっぱり私あなたのことが大好きです」
『そうですか』
「ゆっくり時間をかけてでも意識させます」
『どうぞ、やれるものなら』
今はこの距離感が一番心地よい
「何してるんです組頭」
「いや、どんな感じかなぁって」
「あとでAに怒られますよ」
「だって気になるじゃん」
「まったく…」
そんな二人のやり取りを盗み聞きしていた雑渡昆奈門
言うまでもなくAにはバレてしばらく相手にしてもらえなかったとか
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ゆずこしょう(プロフ) - しろりんさん» コメントありがとうございます！これからもこの作品をよろしくお願いします！ (3月30日 11時) (
レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 土井先生って…練り物が苦手だけど夢主ちゃんの作った練り物料理だったら…全然嫌がらないし美味しそうに食べるかもしれない…それで食堂のおばちゃんにも気に入られたりするかも…？🤭 (3月30日 11時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 誰の賭けが当たるのか楽しみです！くの一教室にも話が広がってそう…土井先生も夢主ちゃんの事を…そのうち名前で呼んで夢主ちゃんも土井先生の事を『半助さん』って、呼んでほしい…。🥰 (3月30日 10時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2024年3月26日 0時
