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あれからしばらく経ったが藤峰さんは学園には来なかった
「なんでだろう…」
「まぁ土井先生、そんなに落ち込みなさんな、別に振られたわけじゃ無いだろ？」
「山田先生…」
「きっと仕事が忙しいんだ、タソガレドキ唯一のくノ一だ、多忙な方には違いない」
「そうですね」
でも、やっぱり顔を見れないのは寂しい
そんな話をしているとスパーンッ！と戸が開いた
「土井半助」
「尊奈門くん！？」
「今すぐ表に出ろ」
なんだろう…
いつもならところ構わず襲いかかって来るのに
「待ってるからな」
そう言って彼はスッと戸を閉め外に出た
「なんだか様子が変だな」
「ですね」
いつもは上手く交わしたり文房具で追っ払っていたがなんだか今日はそんなこと出来なかった
「来たな」
「どうしたんだい尊奈門くん、今日はちょっと変…「うるさい！」！」
「いいから私と勝負しろ」
いつもと違う目だ
「行くぞ！」
ダッ！と苦無を持って私に向かって来た
「ヤァアア！」
「セイッ！」
「クッ！」
いつもより冷静だな
今日はなんだか粘り強い
「クソッ！まだだ！」
「フッ！」
「ウグッ！」
彼を地面に投げ倒す
「…」
「尊奈門くん…」
「言っとくが、今日はAさん来ないからな」
「え？」
「土井半助…私は認めて無いからな、お前がAさんと結ばれるなんて」
「…」
「あの人はお前のせいで苦しんでるのに…」
「は？それは一体どういう…」
「…泣いてたんだ」
「！」
「あの日、デートから帰って来た夜偶然見かけた」
『…ッ』
「あれは…Aさん？」
『どうして…』
「？」
グスッ
「！」
泣いてる？
『土井先生…ッ』
「…」
「なんで…」
「知るか！なんにせよ！お前があの人を泣かせたことに変わりは無い！」
「…」
「Aさんはどんな任務でも！どんな怪我をしても！何を言われようとも涙を見せたことは無かったんだ！そんな人がお前のせいで泣いてんだ！」
「…」
「私はお前を許さないからな」
そう言って彼はそのまま帰ってしまった
「藤峰さん…」
どうして…
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ゆずこしょう(プロフ) - しろりんさん» コメントありがとうございます！これからもこの作品をよろしくお願いします！ (3月30日 11時) (
レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 土井先生って…練り物が苦手だけど夢主ちゃんの作った練り物料理だったら…全然嫌がらないし美味しそうに食べるかもしれない…それで食堂のおばちゃんにも気に入られたりするかも…？🤭 (3月30日 11時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 誰の賭けが当たるのか楽しみです！くの一教室にも話が広がってそう…土井先生も夢主ちゃんの事を…そのうち名前で呼んで夢主ちゃんも土井先生の事を『半助さん』って、呼んでほしい…。🥰 (3月30日 10時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2024年3月26日 0時
